フランス人監督が見た、朝鮮半島の素顔
朝鮮半島100年の歴史を追ったドキュメンタリー映画『分断の歴史〜朝鮮半島100の記憶〜』が、2021年1月9日より全国公開される。
本作は、フランス人監督ピエール・オリヴィエ・フランソワが、第三者の視点で、韓国や北朝鮮はもとより、ロシア、フランス、アメリカなど各国で集めた資料やインタビューを元に、朝鮮半島の近代100年の歴史と今を描く。
南北両国民の夢と現実
韓国では北朝鮮に不時着した令嬢と北朝鮮軍人の恋愛を描いたドラマ『愛の不時着』が大ヒットする一方で、現実には様々な事件も起こっており、統一への道は険しい。
そんな中、本作のポスターでは、2018年4月27日の南北首脳会議において、金正恩と文在寅が歩み寄る姿とともに“KOREA IS ONE”が掲げられ、南北統一の夢を抱く両国の思いが示される。
また、解禁された予告編には、2018年6月12日に金正恩とアメリカのドナルド・トランプが、2018年4月27日に文在寅が握手する映像のほか、朝鮮祖国統一研究院院長、元CIAソウル支局長、故金大中元大統領の妻のインタビュー、そして2018年9月19日に北朝鮮で行った文在寅の演説シーンや、「私たちの世代での統一を」と願う国民の姿が収録されている。
日本から見ても、統一しそうでしない、戦争になりそうでならない韓国と北朝鮮について理解を深める機会になる映画『分断の歴史〜朝鮮半島100の記憶〜』は、来年1月9日より全国公開される。
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