Charaが『ゾッキ』音楽監督に。息子HIMIとの主題歌も
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あり物で作るゴハンのように自然体で取り組む。森の中にある独特の木のような主題歌
映画監督として竹中直人(監督8作目)、山田孝之(初監督)、齊藤工(監督3作目)の3人が共同制作したヒューマンコメディ映画『ゾッキ』が2021年春に全国公開されるが、その音楽監督をキャリア初となるCharaが担当し、主題歌を息子のHIMIと歌うことが明らかになった。
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Charaを音楽監督に指名したのは竹中。当のCharaは、「原作が大橋君で、実写で、このメンツ。独特過ぎて他の音楽監督とは全く違くていいのだと直感のままで、緩やかに取り組んだ。冷蔵庫にある物で食べたいもの作る様な感じで、気合を入れ過ぎない音楽監督だと思います」とコメント。
また、息子HIMIとの主題歌については、「1番私がしがみついているもの、愛だから、ファミリーだしね、私達見えないもので繋がっているから。ゾッキ森の中にある独特の木のような、1曲でやさしくて、何言ってるかよく分からないのがゾッキっぽいと思った」と狙いを語った。
多彩なジャンルのメンバーが集結。音楽のおかげで奇天烈な内容と温かい部分が調和
本作は、漫画家 大橋裕之の幻の初期作集「ゾッキA」「ゾッキB」が原作。ロケ地には、大橋の生まれ故郷である愛知県蒲郡市が選ばれ、吉岡里帆、鈴木福、満島真之介、柳ゆり菜、南沙良、安藤政信、ピエール瀧、森優作、九条ジョー(コウテイ)、木竜麻生、倖田來未、竹原ピストル、潤浩、松井玲奈、渡辺佑太朗、石坂浩二、松田龍平、國村隼など、3人の監督によってそれぞれの人脈とこだわりでキャスティングされた。タイトルの「ゾッキ」とは、古本市場でいう”寄せ集め”を意味するが、多彩に活躍するキャストが結集した賑やかさがぴったり。
竹中は、Charaの音楽監督について、「もう絶対Charaしか考えられなかった。ぼくたちが作り上げた『ゾッキ』の世界に優しく柔らかく時にエロチックにそしてチャーミングに寄り添ってくれました」と絶賛。
山田も、「独創的な世界観と『ゾッキ』、パズルが解けたときのようにカチッと音が聞こえました」とコメント。
齊藤は、「事前に頂いていた作品イメージのプレイリストと楽曲のデモをかけ齊藤組は撮影させて頂きました。近年でこんなにもサントラが欲しい邦画はありません」と語った。
原作者の大橋は、「劇中の音楽を聴くためだけに、映画を再度見返したくなります。音楽のおかげで、映画の奇天烈な部分と温かい部分がより一層輝いて見えます」と歓びのコメントを寄せている。
映画『ゾッキ』は、2021年春に全国公開される。
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