“山P”こと山下智久が、10月31日付けでジャニーズ事務所(以下、ジャニーズ)を退所したことが明らかになった。週刊文春が11月10日夕方に第一報を報じ、その後ジャニーズが正式発表した。
8月の週刊文春の報道によると山下は、コロナ禍の7月30日、KAT-TUNの亀梨和也と港区のバー「X」で午前4時過ぎまで飲み会を催す。バーを出た後、同飲み会に同席した17歳の女子高生モデルと高級ホテルで密会したという。同モデルは後に、弁護士を介して、山下たちに20歳以上だと年齢を偽っていたと謝罪している。
雲隠れした山下智久、会見なしで北米へ渡航
文春の報道によれば、米俳優ウィル・スミスが設立した「オーバーブック・エンターテインメント」と契約する山下は、活動自粛期間中にハリウッド映画の出演オファーを受け、海外で活動すべくジャニーズを退所。一連の報道によれば、山下はすでにカナダへ渡航している模様だ。
8月の文春報道以降、亀梨は主演映画『事故物件 恐い間取り』(8月28日公開)のPRイベントに出席。その場で謝罪した。
しかし、山下はほぼ完全に雲隠れ。会見などを開くこともなく、マスコミの前へ一切登場せずに今回の退所へと至った。
ただし11月12日、山下は自身のインスタグラムで退所を報告。「ジャニーズ事務所は、僕、山下智久を生み育ててくれた生家です。その事務所を出て、子供の頃からの夢に向かい新たな一歩を踏み出していきたいと思います。大切な事は全てジャニーズ事務所、共に切磋琢磨してきた仲間、そして多くのファンの皆さんが教えてくれました」とコメント。「この24年間、応援し続けてくれたこと、一生忘れません。皆さんから頂いた温かい言葉、たくさんの愛がどれほど僕に勇気と希望を与えてくれたことか、言葉では言い表せないほど感謝しています」と述べている。
一番かわいそうなのは山下を愛したファン
今後は海外を拠点に活動する、という意向があったなら、手越祐也のように退所会見を開き華々しく旅立つこともできたはずだ。しかし、現状では海外逃亡の感も否めない。退所の発表も、文春砲がなければもっと遅かった可能性がある。
かわいそうなのはファンだ。先に文春砲で退所の一報を知らされ、報道後にジャニーズと山下のメッセージがファンクラブへ掲載されたという。インスタグラムでも正式な挨拶があったとはいえ、長年彼を応援してきたファンには辛い話だ。
会費を支払って加入している人たちは、山下やジャニーズにとって大事なお客様のはずだ。本来なら、10月31日時点の退所が決まった時点で、ファンクラブへいち早く報告してしかるべきではないだろうか。こうした段取りが組めず、後手後手の対応に回っているところに現ジャニーズのほころびが見え隠れする。
ジャニー喜多川氏が逝去し、滝沢秀明が副社長に就任して以来、変化著しいジャニーズ。まずはファンが信頼できる体制づくりが求められそうだ。
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