成田凌と清原果耶の会話劇が見どころ

成田凌清原果耶のW主演映画『まともじゃないのは君も一緒』が、来年2021年3月19日より全国公開となることが決定、そのキービジュアルと特報映像が解禁となった。

・成田凌と清原果耶が予備校講師と教え子役でW主演『まともじゃないのは君も一緒』11月公開決定

この度解禁となったキービジュアルは、成田凌と清原果耶の顔の切り抜きが並び、個性的な世界観で注目を集めるイラストレーター福嶋舞が手がけた手描き風のタイトル文字とともに、“まともじゃない”というタイトルに対して「いたって普通の映画です。」というコピーでコメディー要素を伝えている。

特報は、香住(清原)が「もったいないね! 中身がまともだったら絶対彼女できると思う。」と大野(成田)に言い放ち、「まとも?」と大野が返すシーンから始まる。あいみょんなどの楽曲プロデュースで知られるクリエイターの関口シンゴによる軽快な音楽がリズムよく流れ、「普通に結婚がしたいんだよ。」と言う大野に、香住が「先生は普通以下! だから私の言うことを聞いて」と畳み掛ける。そんな成田と清原の会話劇が見どころとなっている。

成田凌は、映画『スマホを落としただけなのに』で 2019年日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。昨年は初主演作『カツベン!』で初主演を遂げたほか、今年は『弥生、三月-君を愛した30年-』、『糸』、『窮鼠はチーズの夢を見る』と出演作が続き、本年度後期のNHK連続テレビ小説『おちょやん』でヒロイン竹井千代の夫となる天海一平役での出演も控えている。

清原果耶は、2019年『愛唄–約束のナクヒト–』、『デイアンドナイト』、『いちごの唄』に出演し、第32回日刊スポーツ映画大賞新人賞を受賞。ドラマ初主演となった『透明なゆりかご』では東京ドラマアウォード2019 主演女優賞を受賞した。今年も『宇宙でいちばんあかるい屋根』、『望み』、『ジョゼと⻁と魚たち』と出演作が続き、来年2021年は『花束みたいな恋をした』、『夏への扉-キミのいる未来へ-』、『砕け散るところを見せてあげる』が控えるほか、2021年度前期の連続テレビ小説『おかえりモネ』のヒロイン役も決まっている。

イケメン予備校講師が知ったかぶりJKに翻弄

本作は、世間知らずで“普通”が分からない予備校講師の大野と、SNSなどの情報で頭でっかちになり“普通”を知ったかぶりする教え子の香住の奮闘劇だ。

香住は大野に得意げにアドバイスをするものの、実は恋愛未経験のウブな女の子。世間を何も知らない大野に対してやりたい放題で、「女の人と付き合えるようになる練習」と称し、ある女性に急接近させることで物語はおかしな方向へ……。

監督は吉高由里子主演『婚前特急』、橋本環奈主演『セーラー服と機関銃 卒業』の前田弘二。脚本は『そこのみにて光輝く』の高田亮。『婚前特急』、『わたしのハワイの歩きかた』でタッグを組んだ二人が再び組んで、作品全体として優しい雰囲気を醸し出しながらも、人と人のコミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、不器用さといったものを、毒を含んだコメディーとして描いたオリジナルストーリーに仕立てている。

『まともじゃないのは君も一緒』は2021年3月19日より全国公開。