K-POPガールズグループ「OH MY GIRL」が日本語曲で2週連続1位

K-POPガールズグループ「OH MY GIRL（オーマイガール）」の11月25日発売JAPAN1stシングル「Etoile」が、11月18日付けおよび25日付けの「週間 USEN HITアニメ・ランキング」で2週連続の1位を獲得した。

・K-POPの大人気ガールズグループの日本1stシングルは、世界大ヒットアニメの主題歌

「週間 USEN HIT」は、USEN音楽放送におけるオンエア実績やリスナーからのリクエストデータなどを基にジャンル別に独自集計したランキング。25日付けでは、同「K-POPランキング」でも7位にチャートインしてきた（1位はTWICE「I CAN’T STOP ME」）。

メンバー勢揃いのジャケット写真はコチラ！！

コンセプトの妖精“おまごる”が今年は8冠と飛躍

OH MY GIRLは、2015年4月にデビューした7人組K-POPガールズグループ。メンバーは、ヒョジョン、ミミ、ユア、スンヒ、ジホ、ビニ、アリンで、日本での愛称は「おまごる」。「コンセプトの妖精」と呼ばれ、毎作、練りに練ったコンセプトで13枚のCDをリリースし、キュートなルックスや気さくなキャラクターで、上質な楽曲と歌やパフォーマンスの実力への評価も高く、12月6日に日韓同時中継される『2020 Mnet ASIAN MUSIC AWARD（MAMA）』でも複数部門にノミネートされ、出演も決定している。

グループの評価を一段と高めたのは、2019年のMnetのサバイバル番組『Queendom』。清楚なイメージが被るガールズグループLovelyz（ラブリーズ）の「Destiny」を自分たち流に見事にカバー。メンバー個人も、メインボーカルのひとりヒョジョンが元2NE1のレジェンド、パク・ボムと組んで実力を披露したり、今年9月にソロデビューしたユアは、マイケル・ジャクソンのカバーダンスを踊り1位を獲得したほか、高音の美しい歌声とリアクションのギャップが激しいスンヒもファンを増やした。

日本では、2018年にヒョジョン、ビニ、アリンで構成された初のユニット「OH MY GIRL BANHANA」としてミニアルバム「バナナが食べれないサル」でデビューしている。「バナナアレルギーでバナナが食べられない猿がバナナ牛乳を知って幸せになる」というコミカルな曲は最高13位止まりだったが、裏に“先入観や誤解が人を傷つけることへの戒め”が込められた意義深い作品だ。

メンバーはいずれも日本語が上手いことでも評価が高い。「Etoile」もそうだが、濁音や、小さな「ッ」が入る促音、韓国語の「チュ」とは異なる「ツ」なども自然で、言われなければ日本人が歌っていると疑わないだろう。

翌2019年の1月に発売された「OH MY GIRL JAPAN DEBUT ALBUM」は、Billboard JAPAN週間アルバムセールス1位、オリコンデイリーアルバムランキング1位、タワーレコード全店総合アルバム週間ランキング1位を獲得。7月発売「OH MY GIRL JAPAN 2nd ALBUM」は、タワーレコード全店総合アルバム週間ランキング1位を獲得した。

今年2020年1月にはMnet「Queendom」で披露しトレンド検索1位となった「Guerilla」収録のOH MY GIRL JAPAN 3rd ALBUM「Eternally」が発売。オリコンデイリーアルバムランキング3位、タワーレコード全店総合ウィークリーアルバムランキングで1位を獲得した。

4月に発売された7枚目のミニアルバム「NONSTOP」は、各音源配信チャート、韓国全6大テレビ音楽番組で1位、2番組での2週連続1位を含め8冠を達成。収録曲「Dolphin」もファンだと公言するIU（アイユー）がSNSでカバーするなど様々な効果もあってチャートを逆走し、異例のロングヒットを更新中だ。

11月25日にオンラインコンサート「冬の童話：The Lost Memory」にて「Etoile」の韓国語ver.が初披露されケガを押してビニが登場。なお、これを記念してエムオン！では、12月2日11時半より、今年1月5日に東京・豊洲PITで行った「OH MY GIRL LIVE TOUR“starlight again”」をテレビ初放送する。

メンバー個人としてもテレビでは引っ張りだこ。末っ子のアリンは、7月からKBSの歌番組『Music Bank』の司会を務める。また、AprilのナウンがMCを務めた『Get it Beauty』に代わり、来年2021年1月20日に日本での放送がスタートするMnetの美容番組『Studio Get it beauty』には、ヒョジョンの出演が決まっている。

『NOBLESSE 』はイケメンの活躍とコメディ要素がクセになる！

「Etoile」は、TVアニメ『NOBLESSE -ノブレス-』のエンディング主題歌だ。

『NOBLESSE -ノブレス-』は、韓国のウェブトゥーンで約11年連載され、全世界累計閲覧数46億回を突破したアニメ。2018年からLINEまんがを通じて配信されるや日本でも絶大な人気を獲得、TVアニメとして毎週水曜TOKYO MXやBS11にて放送中だ（12月3日に第9話放送予定）。見逃し配信として、ニコニコチャンネルやdアニメストアがある。

「NOBLESSE」と呼ばれる貴族の守護者の一人だったライジェルと、その執事フランケンシュタインが、私立芸欄（イェラン）高等学校のクラスメイトたちを守りながら、「ユニオン」と呼ばれる謎の組織が放つ改造人間たちと対決するダークファンタジー。『攻殻機動隊』を手がけたProduction I.Gによる迫力ある対決シーンのほか、登場するイケメンたちのコミカルな演技も見どころだ。

「Etoile」が流れるエンディングのあとに、（たいてい）“ラーメン”がらみのコミカルな一コマがあるのでお見逃しなく。（文：fy7d）