柴咲コウの役者力が高過ぎ! 10歳の子ども演技と変化の行方は?

#35歳の少女#Hulu#ドラマ#柴咲コウ#遊川和彦

柴咲コウ
『35歳の少女』Huluで配信中
(C)NTV

NiziUの初の冠バラエティ番組「We NizU!TV」もスタート!

2020年もついに12月に入り、総まとめの時期に入ったところだが、10月期のドラマもそれぞれ佳境に入っている。そこで、11月に注目を集めたドラマをHuluの月間ランキングから振り返っていきたい。

・柴咲コウ インタビュー

今回、ムビコレが取り上げるのは、5位にランクインしている『35歳の少女』。本作は、不慮の事故で長い眠りについた10歳の少女が25年振りに目を覚まし、すべてが変わってしまった世界に戸惑いながらも成長していく様子が描かれている。主人公である望美を演じる柴咲コウにとっては、5年ぶりの民放ドラマ主演。さらに、脚本を担当する遊川和彦とは『〇〇妻』以来の再タッグとしても話題となった。

第1話の放送終了後には、柴咲の泣き方が「10歳の子どもにしか見えない」と大きな反響を呼んだ。その後、さまざまな出来事を経験していくなかで、望美の言動も徐々に変化していくが、それらの様子を見事に体現している柴咲の高い演技力も注目されている。先週の第8話では、ついに別人のようになってしまった望美。はたしてどのようなラストを迎えるのか。その結末が見逃せないのと同時に、12月のランキングでどこまで視聴者数を伸ばせるかにも期待したいところだ。

そのほか、1位『鬼滅の刃』、2位『極主夫道』の並びは先月と変わらないままとなったが、3位の『Nizi Project』は6つ順位を上げた。12月2日の正式デビューを前にNHK紅白歌合戦への出場を決めるという快挙を成し遂げたNiziUの勢いを象徴するような結果に。12月6日からは、NiziUの初の冠バラエティ番組「We NizU!TV」も配信スタートする。

このまま『鬼滅の刃』が12月まで首位を守り切ることができるのか、それともNiziUが最後に追い上げるのか。年末の恒例となっている「2020 ユーキャン新語・流行語大賞」でもノミネートを果たした両者だけに、今後も熾烈なトップ争いとなること必至だ。(文:志村昌美/ライター)

【Hulu 11月の月間ランキング/TVシリーズ】
1位『鬼滅の刃
2位『極主夫道
3位『Nizi Project』
4位『呪術廻戦
5位『35歳の少女』
6位『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』
7位『しゃべくり007
8位『炎炎ノ消防隊』
9位『名探偵コナン
10位『有吉の壁』

INTERVIEW