そうそうたる顔ぶれの吹き替え現場写真を解禁!
伝説のコメディグループ・モンティパイソンのデビュー作『空飛ぶモンティ・パイソン』がHDリマスター化され、初のブルーレイBOXとして12月23日に発売となるが、このたび日本での人気を決定づけた伝説の日本語吹き替えの模様を捉えた貴重な写真が解禁となった。
・伝説のバカ歩き『空飛ぶモンティ・パイソン』がBlu-rayで登場
テリー・ギリアムの吹き替えを担当した古川登志夫は、「オリジナル版、吹き替え版共に、燦然と輝く金字塔を打ち立てた伝説の『モンティ・パイソン』が、完璧なコンテンツとして後世に伝えられていくことに、参加声優の一人として驚喜乱舞! 声優として駆け出しの頃、当時第一線で活躍中の大先輩スター声優の皆さんに混じってマイクの前に立つことは恐怖以外のなにものでもなかった。そんな緊張の中でオリジナル音声に日本語のセリフをピタリと合わせるのは至難の業。日本語が少しこぼれようものなら“余分に喋ったってギャラが多く貰えるわけじゃないよ!”と、ある先輩。ジョークなのだろうが、心の中で“ピタリ合わせたいのは山々ですが……”と縮み上がった。ともあれ、先輩方の天才的な演技を目の当たりにすることが出来たのは、ラッキーだった」と当時を振り返る。
小堺一機は、「嬉しいな!嬉しいな! モンティ・パイソンがコンプリートで帰ってきた! 僕と関根勤さんのコサキンはモンティ・パイソンが先生! 家宝にします! まだビデオも普及していない頃、ページも少なかった“ぴあ”で調べて、立川の映画館に関根勤さんと観に行った思い出があります。2人で大笑いして、その後、モンティ・パイソンのメンバーの天才的な才能に唸りました! そして日本語声優先輩達のまた見事なこと! 家の子どもたちにも小さい頃から見せて笑いの英才教育をさせていただき、モンティ・パイソンで大笑いする素晴らしい人間に育てていただきました。ありがとう! モンティ・パイソン! 僕の笑いのヒーローです!」とコメント。
関根勤も、「憧れ! まさにヒーロー。劇団カンコンキンシアターを旗揚げしたのもモンティ・パイソンに影響を受けたからです。モンティ・パイソンのメンバー、テリー・ジョーンズさんの監督作品『エリックザバイキング』に出演しました。テリーさんは僕が演技をしている時、カメラの横で終始笑って下さいました。僕がガチガチに緊張していると分かったのだと思います。演者の気持ちに寄り添っていただきました。」と思い出を語った。
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世界のエンターテインメントの基準
モンティ・パイソンは、5人のイギリス人と1人のアメリカ人によって結成されたコメディ・グループ。『空飛ぶモンティ・パイソン』は、1969 年から英国BBCで全4シリーズ45話、5年あまりにわたって放送され、そのNO ル ール/NO タブーの型破りなコメディスタイルは世界を席巻、“コメディ界のビートルズ”とも称され、Mr.ビーンや米国の『サウスパーク』、『サタデー・ナイト・ライブ』など、いまも世界のエンターテインメントに影響を与え続けている。
1976年東京12チャンネル版と、1986年ポニーキャニオン版の2種の日本語吹き替えを収録したブルーレイBOX『空飛ぶモンティ・パイソン』(¥24,000/税別)は12月23日発売。
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