医療ドラマへの感心高まる、型破り医師の奮闘、人間ドラマが2作品ランクイン

#Hulu #シカゴ・メッド #ロイヤル・ペインズ #海外ドラマ 2020.12.18

救命病棟医師の挫折後を描く注目作『ロイヤル・ペインズ』

2020年は、改めて誰もが医療現場に携わる人たちへ感謝の念を抱いたことだろう。そんななか、現在人気を集めている医療に関する海外ドラマシリーズを12月9日～15日のHuluの週間ランキングからピックアップ。

今回ムビコレが取り上げるのは、8位にランクインした『ロイヤル・ペインズ～救命医ハンク～』。2009年から2016年まで続いた人気シリーズだが、Huluでは12月8日より一挙配信がスタート。医療ドラマへの関心度の高さを表すように、早速トップ10入りを果たした。

本作の主人公となるのは、ニューヨークの救命病棟で働いていた医師のハンク。ある日、容体が深刻な患者の治療を優先してしまったことによって引き起こされた出来事がきっかけで解雇されてしまう。その後、すべてを失ったハンクは、弟のエヴァンと気晴らしで向かったハンプトンズで、自分は必要とされている医師だと気づくことに。そして、ハンクはエヴァンと医療助手とともに、ハンプトンズで注目される医師となっていく。

医療ドラマでは、さまざまなタイプの医師が描かれるが、本作でハンクが転身するのは、コンシェルジュドクターというセレブ専門のお抱え医師。“米東海岸のビバリーヒルズ”と呼ばれる高級住宅地ハンプトンズが舞台ということもあり、桁外れのセレブたちがするのも興味深い。本作では、そんなセレブを相手に奮闘する型破りな医師ハンクの姿や驚きの医療テクニックが見どころだ。

そのほか、『シカゴ・メッド』という本格的な救命医療ドラマも10位にランクイン。感動の人間ドラマと臨場感を味わいたい人には、こちらもオススメの医療ドラマとなっている。また、1位に輝いたのは、今年も変わらぬ強さを見せている『ウォーキング・デッド』。海外ドラマ部門においては、なんと8月5日以降、一度も首位から降りることなく独走し続けている。このままの勢いで2020年も走る抜けていく可能性が高いが、最後に大逆転を見せるシリーズの登場にも期待したいところだ。（文：志村昌美／ライター）

【Hulu 12月9日～15日の週間ランキング／海外ドラマ】
1位『ウォーキング・デッド』
2位『ロック・アップ／スペイン女子刑務所』
3位『クリミナル・マインド／FBI vs. 異常犯罪』
4位『マジシャンズ』
5位『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』
6位『オスマン帝国外伝～愛と欲望のハレム～』
7位『24 –TWENTY FOUR-』
8位『ロイヤル・ペインズ～救命医ハンク～』
9位『シカゴ P.D.』
10位『シカゴ・メッド』