毎年、数組は莫大な費用をかけたハデ婚が話題になるセレブ・カップルだが、今年はコロナ禍の影響で豪華なウェディングは無し。それでも工夫して、ゴールインしたカップルたちはもちろんいる。
スカーレット・ヨハンソンは10月、2019年に婚約したコメディアンのコリン・ジョストと結婚した。これが3度目の結婚になるスカーレットは、ウイルス感染予防対策を徹底したうえで、家族や親しい友人たちだけを招いて挙式した。
印象的だったのは発表の仕方。NPO「ミールズ・オン・ホイールズ・アメリカ(Meals on Wheels America)」のインスタグラムを通じて発表され、コロナ禍で苦境にいる高齢者の支援として同団体への寄付を2人への結婚祝いとして考えてもらえれば、という意向が添えられていた。
Zoom婚という今年ならではの形式を取ったのはショーン・ペンと女優のレイラ・ジョージ。31歳という年の差も驚きだが、2016年から交際していた2人は8月上旬に自宅で、群の司式担当者とZoomでつないで挙式した。新郎が元妻ロビン・ライトとの間にもうけた子ども2人と、新婦の弟だけが参列する地味婚だったが、数日後にTVにリモート出演したペンは「コロナ禍には社会的に解放的な要素がある、とでも言おうか」と語った。
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9月になって結婚していたことが明らかになったのはエマ・ストーンとデイヴ・マッカリー。3年前から交際し、昨年12月に婚約発表した2人は当初3月に挙式予定だったが、コロナ禍で延期。公式には何も発表していないが、5月頃からストーンの左手薬指には婚約指輪ではなくシンプルな金の指輪がはめられていて、極秘結婚の噂が流れていた。
若いセレブたちも、コロナ禍で大切な人たちの存在を意識したようだ。
7月に交際1年で婚約したのはデイヴィッド・ベッカムの長男でカメラマンとして活動中のブルックリン・ベッカムと『トランスフォーマー/最後の騎士王』などのニコラ・ペルツ。ベッカムは両親ともにセレブで資産は推定3500万ポンドと言われるが、実はペルツの父親はそれ以上の富豪。推定資産17億ドルとされる投資家だ。この21歳と25歳のカップルに地味婚はあり得ない。一説では、ロンドンのセント・ポール大聖堂での挙式を希望しているとか。実現させるには2021年、あるいは2022年まで待たなくてはならないそうだが、それも考慮していると言う。
Netflixオリジナルの『エミリー、パリに行く』や『Mank/マンク』のリリー・コリンズは映画監督のチャーリー・マクダウェルと婚約。ニューメキシコへのロードトリップ中にプロポーズされ、その様子をSNSで報告した。
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