若手注目株の中尾暢樹、工藤遥、吉本実憂が盛り上げる
富山の漁師町で起こった「米騒動」を題材にした映画『大コメ騒動』が富山県にて先行公開中で、1月8日より全国公開される。主演の井上真央のほか、夏木マリ、鈴木砂羽などの女優陣に加え、室井滋、立川志の輔、柴田理恵など富山出身キャストも多数出演している。そしてこのたび、新たなキャラクター写真が公開。合わせてコメント映像も公開された。
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新たに公開されたのは、中尾暢樹、工藤遥、吉本実憂の3名の写真。
ミュージカルや舞台でも活躍する中尾は、本作の魅力について、「女性が世の中をこんなにも変えられる強さは、現代にも通じるものがある。たくさんの方が勇気づけられて頑張れるという気持ちになってくれたら嬉しい」と語った。
元モーニング娘。10期メンバーで『樹海村』にも出演する工藤は、「(主人公の)“おかか”たちの逞しさ、 力強さを中心に描かれる中で、(自分は私塾の)先生という立場。子どもたちに『あなたたちのおかあさんたちはすごいんだよ、格好いいんだよ』と伝えていく役割かなと、なるべく近寄って演じていければいいと思って現場にいました」とコメント。
『透子のセカイ』で主演した吉本は「途中から撮影に入ると緊張するのですが、アットホームで入りやすい雰囲気でした。井上さんとの再会するシーンでは、距離感がどんな感じなんだろうと思っていたのですが、井上さんの第一声を聴いて自分の中でまとまったので、凄く助かりました」と、撮影現場を振り返った。
『超高速!参勤交代』の本木克英が100年前の史実描く
本作は、1918年(大正7年)8月に起こった米騒動を描く。
富山の漁師町に住む“おかか”と呼ばれる女房たちは、毎日上がるコメの価格に頭を悩ませていた。夫や育ち盛りの子どもたちにコメを食べさせたくても、高くて買えない。困ったおかかたちは、近くの米屋にコメを安く売ってくれと嘆願にいくが失敗。リーダーのおばばが逮捕されてしまう。コメの価格はますます高騰し、ある事故をきっかけに我慢の限界を超えたおかかたちは、ついに行動に出る。
監督は富山出身で『超高速!参勤交代』の本木克英。主題歌は、米米CLUB。
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