「結婚して幸せになりたい」強迫観念で無理している人へ
映画『哀愁しんでれら』が2月5日に公開される。このたび、渡部亮平監督が自ら手がけた“ディレクターズカット”特別予告篇が完成した。
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この85秒の予告編には、監督が作品に込めたメッセージが詰め込まれている。
冒頭、本作の主人公・小春(土屋太鳳)のモノローグで幕を開ける。「女の子は誰でも、漠然とした一つの恐怖を抱えている。私は幸せになれるのだろうか……?」
続いて映し出される、結婚式やデート、家族との親密な映像から、小春が幸せなのは誰の目にも明らかに思える。しかし一転して、小春が自らの髪をむしり取るシーンをきっかけにダークな世界へと導かれる。禍々しい声がそれまでの明るい雰囲気を崩し去ると、同じ作品とは思えない凶悪事件を想起させる怪しげな映像が次々と提示されていく。
そして最後に、「幸せにならなきゃ! という想いに無意識ながら苦しんでいる方は、必見です」と いう渡部監督のダイレクトなメッセージで締めくくられる。果たして、この真意はいかに? ディレクターズカット特別予告篇と通常版の予告篇と合わせてチェックするのも一興だ。
土屋太鳳と田中圭が贈る、“憑依型”サスペンス映画
本作は、児童相談所に勤める平凡な女性・小春(土屋)の物語。
彼女はある夜、怒涛の不幸に逢ってすべてを失ってしまう。人生を諦めようとしていた彼女だったが、8歳の娘・ヒカリ(COCO)を男手1つで育てる開業医・大悟(田中圭)と出会い、優しく、裕福で、王子様のような彼に惹かれていく。
彼の娘とも仲良くなり、プロポーズを受け入れ、不幸のどん底から一気に幸せの頂点へ駆け上がり、まさしくシンデレラとなった彼女だったが、その先には想像もできない毎日が待っていた……。
『哀愁しんでれら』は、2月5日全国公開全国。
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