『呪術廻戦』が月間、週間を制す!
波乱の2020年を終え、新たな年とともに気持ちを入れ替えて前向きに行きたいところだが、緊急事態宣言がふたたび発令されたことによって、多くの人がさらなる不安に見舞われている。そんななか、エンターテイメントが人々に与える影響力もますます大きくなることだろう。そこで、いま視聴者の関心をもっとも集めている作品を12月のHulu月間ランキングからピックアップしてみたい。
・『呪術廻戦』ヒットの予感 テイストは『HUNTER HUNTER』×『東京喰種』
今回、ムビコレが取り上げるのは、前月の4位から大きくランクアップし、1位に輝いたアニメ『呪術廻戦』。現在、日に日に注目度を上げてきており、“ポスト『鬼滅の刃』”とも言われているほどの人気を博している。月間ランキングのみならず、今週発表されたHuluの週間ランキングでもすでに『鬼滅の刃』より上位にランクインを果たしたところだ。
本作は2018年より『週刊少年ジャンプ』で連載をスタートした芥見下々の人気漫画で、シリーズの累計発行部数はすでに1500万部を突破。その勢いを受けて、2020年の10月から始まったTVアニメも高い視聴数を誇っている。主人公となる高校生の虎杖悠仁が、呪いをめぐる世界へと足を踏み入れていく様が描かれているダークファンタジー。作品のテーマや展開はもちろんのこと、アクションなど、見どころの多い作品となっている。今後、『鬼滅の刃』のようなブームを巻き起こせるのかに期待が高まるところだ。
そのほか、2位にランクインしたのは『新解釈・三國志 -異聞-』。大泉洋と福田雄一監督がタッグを組んだ映画『新解釈・三國志』の公開を記念して作られたHuluオリジナルストーリーだ。映画が興収30億円を超える大ヒットとなっているだけに、今後もさらなる視聴数獲得が予想される。
そして、3位には『Nizi Project』、4位には『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』というお馴染みの顔ぶれが続いた。果たして“2021年の顔”となるのは一体どの作品なのか、早くも1月の月間ランキングが楽しみなところだ。(文:志村昌美/ライター)
【Hulu 12月の月間ランキング/TVシリーズ】
1位『呪術廻戦』
2位『新解釈・三國志 -異聞-』
3位『Nizi Project』
4位『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』
5位『極主夫道』
6位『鬼滅の刃』
7位『進撃の巨人』
8位『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』
9位『35歳の少女』
10位『しゃべくり007』
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