ヴィンセント・ギャロ初監督の映画『バッファロー’66』が、1月29日より渋谷ホワイト シネクイントで約20年ぶりにロードショー公開されることが分かった。合わせてヴィンセント監督が初公開時に手がけた米国オリジナル劇場予告編が解禁される。
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爆発的ヒット作をリバイバル上映!米国オリジナル予告も解禁
本作の主人公は、5年の刑期を終えて出所したビリー・ブラウン(ヴィンセント・ギャロ監督)。NY州のバッファローにある実家に帰ろうするも、ビリーは刑務所に入っていたことを両親に黙っていた。政府の仕事で遠方にいたとウソをつき、さらに婚約者を連れて帰ると言ってしまう。ビリーはダンス教室でレッスンを受けていた少女レイラ(クリスティーナ・リッチ)を拉致し、妻を演じるよう脅迫する。1999年7月に渋谷シネクイントのオープニング作品として公開され、爆発的ヒットを記録した。
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解禁された予告編は、かつてヴィンセント・ギャロ監督が考案、設計、制作、編集、音声MIXを手がけ、自腹を切って1人で作り、そして映画会社に嫌われたといういわく付きの米国オリジナル版。日本での初公開時にもそのまま使われた。
予告編の前には「ヴィンセント・ギャロによって制作、考案、設計、編集、音響MIX、さらには制作費も支払われた。ライオンズゲート(同映画への出資および北米流通に関わった企業)はこれを嫌悪した」というテロップが入っている。
同予告はセリフが一切なく、物語を伝える情報もなく、イエスの「Heart of the Sunrise」をバックに静止画のイメージカットの連なりで構成、音楽に合わせて編集されている。ライオンズゲートには理解しがたい代物だったのだろう。
合わせて、海外の別会社が作ったとおぼしきDVD用の予告編(字幕無し)も公開。2つの予告編の作りを比べるとそのあまりの違いに驚くばかりだ。
『バッファロー’66』は、ホワイト シネクイントにて1月29日よりロードショー公開。
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