『鉄男』塚本晋也監督が絶賛
『ザ・フライ』のデヴィッド・クローネンバーグ監督・脚本による映画『クラッシュ 4K 無修正版』が1月29日に全国公開となる。このたび、著名人のコメントおよび監督本人のコメント映像が公開された。
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・死と隣合わせの危険な快感描く、鬼才クローネンバーグによる衝撃作が4K公開
本作品に魅了された著名人には、映画監督の塚本晋也の名も。「エロティシズムとフェティシズムの冷たい官能が、美しい映像になって蘇るー。楽しみです」と力強いコメント。自身の監督作品『鉄男』(89年)製作時にクローネンバーグ作品が大きな影響を与えたという。
自動車ライターの鈴木真人は、「自動車は性的なメタファーとして語られることが多い。本作品でプリミティブな欲動に満ちているのが、1962年型リンカーン・コンチネンタルだ。危険な運転によって凶器となる姿は、自動車が生の機械として暴力性を帯びていた時代を体現している」と狙いを説明。
また、マンガ家でゲイ・エロティック・アーティストの田亀源五郎も「フェティシズムの可能性は無限大だ。となると、対象を人間や男女の性別に限定するのは、実はけっこう狭量なのかも知れない。この映画で描かれているのは、そんな究極のフェティシズム」と絶賛した。
そしてこの度、テスラの車内で収録された、クローネンバーグ監督自身がのコメント映像も公開。96年にカンヌ国際映画祭で本作品が上映され大騒動となったときのエピソードを明かし、「 J・G・バラードの有名な小説が原作で、発表から20年以上経っていたのに騒動になるとは」と当時の戸惑いを吐露。さらに20年以上を経たいま、「君たちがどう思うか気になるよ」と期待を寄せる。
またJ・G・バラードが、一番いい鑑賞方法は時速100マイルで走行する車の中だと言っていたことを引き合いに出し、「いま私が乗っているテスラでは70インチで素晴しく映るし、100マイルで走れる」と、オリジナル『クラッシュ』公開当時を感慨深げに振り返った。
コラボ T シャツ、コラボメニュー販売決定
『クラッシュ 4K 無修正版』公開を記念し、個性派Tシャツブランドのテロファクトリー、コアな映画ファン に人気のカフェCAFÉ:MONOCHROMEより、コラボTシャツが発売される。
テロファクトリーのTシャツは、イエローの効いた刺激的なデザイン。オンラインショップのほか、一部上映劇場でも販売される。サイズはS/M/L/XLで、各¥4,000(税込)。
CAFÉ:MONOCHROMEは、モノトーンでシックなデザインのTシャツを発売。カフェでの店頭販売および通信販売で入手できる。サイズはS/M/L/XLで、各¥5,500(税込)。また、本作をイメージしたコラボカクテル「Car crash mania」も販売。アルコール/ノンアルコールともに¥1,100(税込)で、オリジナルコースターも付属する。
クラッシュマニアの実態を映像化
本作品は、J・G・バラードが73年に発表した同名小説の映画化。
ある日、映画プロデューサーのジェームズが車で正面衝突事故を起こす。相手のドライバーは死亡し、その助手席の妻ヘレンはジェームズとともに病院へ搬送される。回復したジェームズは、夫の死にも平然としているヘレンと、彼女に付き添う不思議な男ヴォーンと顔を合わせ、事故の写真を見せられる。退院後、ジェームズとヘレンは、それぞれ事故の衝撃を通して思わぬ性的興奮を感じていた。その後、2人は事故の体験で新たなエクスタシーを開拓するグループ“カー・クラッシュ・マニアの会”を知り、その世界にのめり込んでいく……。
主演は『セックスと嘘とビデオテープ』のジェームズ・スペイダー。共演に『ゲーム』デボラ・アンガー、『ピアノ・レッスン』ホリー・ハンター、『シン・レッド・ライン』イライアス・コティーズ、『グラン・ブルー』ロザンナ・アークエット。
『クラッシュ 4K 無修正版』は1月29日全国公開。
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