綾野剛「集大成なのは間違いない」主演ヤクザ映画の高評価に喜び語る

#ヤクザと家族 #小宮山莉渚 #映画 #磯村勇斗 #綾野剛 #舘ひろし #藤井道人監督 2021.02.01

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俳優の綾野剛が1月29日、主演映画『ヤクザと家族 The Family』の初日舞台挨拶に舘ひろし、磯村勇斗、小宮山莉渚、藤井道人監督とともに出席。高評価を受ける本作に関して「集大成なのは間違いない」と力を込めた。

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本作は、ヤクザという生き方を選んだ男の3つの時代（1999年・2005年・2019年）にわたる壮大なクロニクル（年代記）形式のヒューマンストーリー。身寄りのない孤独な青年・山本賢治（綾野）は、荒れた時期に地元のヤクザの柴咲組組長・柴咲博（舘）から手を差し伸べてもらい、心の救いを得て父子の契りを結ぶ。時は移り、山本はヤクザとして名をあげ、愛する自分の家族もできる。その後、暴対法の施行がヤクザの有り様を一変させる。時代の流れによる大きな変化に戸惑いながらも、愛する家族との生活を望み、新たな人生を歩もうとする山本に、状況を根底から揺るがす事件が…。

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高評価の声が続出しているという本作。舘からプレゼントされたスーツで登場した綾野は「（たしかに）大傑作だと言われるし、集大成なのは間違いない。最愛の作品です」と言い、続けて「客観的な言葉を聞いて（自分が映画に込めた）愛を受け取ってもらえたという感覚になった。受け取ってもらえることが全てだし、渡しに行かなくても出会いにきてくれた、今の時代にただフィットしただけじゃないものがあると思うと、映画という家族に愛されて気がしている」と喜びを表現した。

この映画を誰に見て欲しいかという問いに舘は、一瞬目頭を押さえて「やっぱり天国にいる渡哲也さん」と即答。「いつも褒めて、自信をつけてくれたから、今回も褒めてくれた気がする」と述べた。

イベントではまた、1月26日に39歳の誕生日を迎えた綾野をサプライズでお祝い。「39GO（Thank you GO）」と書かれた花束を渡され、舘から「おめでとうございます。39歳なんてまだやりたい放題できる年だよね。いいな。今回はありがとうございました。綾野くんに引っ張られてできた映画ができました」とメッセージを送られると、綾野は驚きながらも「めちゃくちゃ嬉しいです」と喜んだ。