アンソニー・ホプキンス主演『ファーザー』ゴールデン・グローブ賞4部門ノミネート
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過去7度ノミネートのアンソニー・ホプキンス悲願の初受賞なるか?
アンソニー・ホプキンスが主演し、アカデミー賞最有力と目される映画『ファーザー』(5月公開)が第78回ゴールデン・グローブ賞の作品賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞の4部門にノミネート。同時に、新しい場面写真も公開された。
・アンソニー・ホプキンスとオリヴィア・コールマン、ゴールデン・グローブ賞ノミネートへ期待高まる
ノミネートされたのは、映画部門(ドラマ部門)作品賞のほか、映画部門(ドラマ部門)主演男優賞にアンソニー・ホプキンス、映画部門助演女優賞にオリヴィア・コールマン、映画部門 脚本賞にクリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール。
主演男優賞にノミネートされたアンソニー・ホプキンスは、これまで主演と助演で7度にわたり男優賞にノミネートされながら未だ無冠。助演女優賞にノミネートされたオリヴィア・コールマンは、『女王陛下のお気に入り』で主演女優賞を受賞以来2年ぶりのノミネートを果たした。2月28日(現地時間)の授賞式に注目だ。
また、このたび公開された場面写真は、真紅のガウンを身にまとったアンソニーの姿をはじめ、リラックスして会話を楽しんでいる様子、不穏な空気を漂わせ窓の外を眺めるアンソニーの姿などがおさめられている。
アンソニー・ホプキンスが自身と同じ設定で認知症の父を熱演
本作品は、世界30ヵ国以上で上演された傑作舞台の映画化。名優アンソニーが、自身と同名、同年齢、同誕生日という設定で、老いによる喪失と親子の愛を、記憶と現実の境界が崩れゆく父親を演じる。
ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは、記憶が薄れ始めていたが、娘のアン(オリヴィア)が手配する介護人を拒否していた。そんな中、アンから新しい恋人とパリで暮らすと告げられショックを受ける。
だが、それが事実なら、アンソニーの自宅に突然現れ、アンと結婚して10年以上になると語るこの見知らぬ男は誰だ? なぜ彼はここが自分とアンの家だと主張するのか? ひょっとして財産を奪う気か? そして、アンソニーのもう一人の娘、最愛のルーシーはどこに消えたのか?
次第に現実と幻想の境界が崩れていく中、最後にアンソニーが辿り着いた真実とは。
『ファーザー』は5月公開。
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