ジェフ・ベゾスや藤井聡太が学んだモンテッソーリ教育
先日代表勇退を発表したAmazonの創始者ジェフ・ベゾスや、早指しで大逆転し渡辺明名人に大逆転、先日、将棋に専念すると高校を自主退学していたことが明らかになった藤井聡太棋士ら、多くの非凡な人々が受けたとされるモンテッソーリ教育。監督の興味のままに、その現場を観察した映画『モンテッソーリ 子どもの家』がいよいよ2月19日に公開される。本作は凝った演出を極力廃し、メソッドに忠実なフランス最古の幼児クラスに2年3ヵ月密着したドキュメンタリーだ。日本版では、創始者マリア・モンテッソーリの声を本上まなみが、監督の温かい眼差しを向井理が代弁しているが、これまでムビコレでは、2度にわたり本作品を紹介してきた。
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子どものやる気を削ぐ「やってあげる」「言って済ませる」
モンテッソーリ教育とは、男尊女卑の風潮が根強かった時代のイタリアで、初めて女性として医師となったマリア・モンテッソーリが考案した教育メソッド。
「子どもには、本来自分で成長していこうとする生命力が備わっており、適切な時期に適切な環境が与えられさえすれば、自らの力で成長できる」
モンテッソーリ教育とは、そんなマリアの考えを基本理念に、脳科学や教育学に基づいて考えられた一連のプログラムを指す。
生物は能力を獲得する過程で感受性が強くなる時期があり、それを「敏感期」と称する。人間の場合は6歳までがこれに当たり、同じことを集中して何度も聞いたり、行ったりするのは、環境と関わっていくために、自分の居場所を理解し、納得するため。ここで五感を洗練させておくことが重要だという。
親や大人がやってしまいがちなのが、自分でやりたい、一人でやりたいという欲求があるのに代わりにやってあげてしまうこと。内から湧き上がってくる意欲を取り上げてしまうことは、子どもの成長にとって良いことではないという。
そんなとき、大人はどうすればいいのか。それは、代わりにやったり言って聞かせるのではなく、“動き方”そのものを分かりやすく、ゆっくり再現してあげることだ。それによって、物事を観察し、秩序立てて理解し、臨機応変に行動できるようになるというわけだ。
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子どもたちが伸びやかに成長する姿をとらえたドキュメンタリー『モンテッソーリ 子どもの家』は、話題のモンテッソーリ教育を理解するための良きガイドとなってくれるはずだ。
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