女優の北川景子と芳根京子が2月28日、都内で行われた映画『ファーストラヴ』の大ヒット御礼舞台挨拶に堤幸彦監督とともに出席。24歳の誕生日を迎えた芳根は、北川からお祝いされて感激の涙をこぼした。
中村倫也「日本映画に残る名シーンになった」と北川景子との撮影シーン振り返る/映画『ファーストラヴ』イベント
北川景子、周囲の反響に手応え「たくさん連絡いただいた」
本作は、北川演じる公認心理師の真壁由紀が、父親を刺殺した女子大生・聖山環菜との面談を通して父親殺害の動機を探る中で、心の奥底にしまい込んだ“ある記憶”を呼び起こしていく姿を描いたサスペンスミステリー。由紀とともに事件を探る弁護士・庵野迦葉を中村倫也、由紀の夫を窪塚洋介、環菜役を芳根京子が演じている。
北川は周囲の反響について「同じ業界の俳優さんや監督、プロデューサーさんから『堤監督のこういった作品も初めて見たし、北川さんも芳根さんもこういう役を見たことなくてすごく新鮮でした』とたくさん連絡をいただいた。(女性が多いかと思えば)男性から意外といただきました」と語ると、芳根も「公開した次の日に家族でも観に行きました。エンドロールでも皆さん帰ることなくじっと見てくださっていたのがうれしくて、母は涙を流しながらウンウンと頷いて受け止めてくれた」とはにかんだ。
堤監督も「恋愛モノかなと、こういう(サスペンスの)テイストの作品ではないと思って10歳のお子さんを連れて行って説明に困ったという話を頂いたり(笑)、いままで全作品に辛口な親友の同級生から今回だけ一言『良かった』とメールがきた。やったぜ、と」と長いキャリアでも初のエピソードを笑顔で明かした。
芳根京子、北川景子のバースデーサプライズに涙! 北川ももらい泣き!
当日24歳の誕生日を迎えた芳根に、バースデーサプライズ。北川から大きな花束とともに「お誕生日、おめでとうございます。この作品で改めて芳根京子という女優さんとご一緒できて嬉しかったです。本当にたくさんの大変なお仕事を乗り越えられて立派な女優さんになられて、私がお芝居のことや他のこともたくさん学ばせてもらっています。これからもよろしくお願いします、がんばりすぎないで」と祝福の言葉が贈られると、芳根はこらえられず大粒の涙を流した。
北川も「こんなはずじゃなかったのに…(笑)」と思わずもらい泣き。芳根は「すごく幸せな誕生日です。こういうご時勢で、誕生日も友達ともなかなか会えないなと思っていたところで、舞台挨拶のお仕事だけですごく嬉しくて、それだけで素敵だと思っていたのにまさかこのように北川さんからも嬉しいお言葉をいただけて、本当にありがとうございます」と感無量の様子を見せた。
タイトルにちなんだ「北川から言われて一番“愛”を感じた言葉は?」という質問に、芳根は「お互いに連ドラの撮影で忙しくて『きょんちゃん(芳根)が頑張っていると思うと私もがんばれる』と連絡をもらって、好きな人と一緒にがんばるのは幸せだなと思えてすごく嬉しかった!」と満面の笑みに。北川も「家庭との両立に心が折れそうになったりするときにちょうどよく連絡をくれて、一緒にがんばっているように感じられて勇気をもらってます。年齢の差もあるけど、“心の友”のような、良いご縁をもらった作品です」と絆を感じさせた。
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