「女に殺されると天国に行けない」過激派組織 ISが恐れる蛇の旅団とは?
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シャルリー・エブド事件で同僚12人を失う
国、文化、アイデンティティ、宗教、伝統など、様々なテーマで女性たちの戦いを描いた戦闘アクション映画『レッド・スネイク』が4月9日に公開される。
・イスラム国での人質事件を映画化。日本人2人を救えなかった理由を生還ジャーナリストが激白
本作品は、カロリーヌ・フレストが初監督を務めた長編劇映画。彼女はライターとしてフランスの風刺新聞「シャルリー・エブド」に寄稿しており、編集部が2015年1月7日にイスラム過激派テロリストに襲撃され同僚12人を失った経験を持つ。
主演のザラには、両親がクルド人で、とくに父親はクルド人の大義のために戦ったジャーナリストであるディラン・グウィンを起用。このほかにも、イギリス出身・フランス在住のアミラ・カサール、イタリア出身のマヤ・サンサ、ポップシンガーとしても活躍するアルジェリア系フランス人のカメリア・ジョルダナ、『君の名前で僕を呼んで』でマルシア役を務めたエステール・ガレルなど、各国から人気女優が参加している。
「女に殺されると天国に行けない」恐怖の存在=蛇の旅団!
本作品は、2019年のフランス、イタリア、ベルギー、モロッコ映画。
物語は、IS が突然イラク西部の少数派ヤジディ教徒の村を襲ったところから始まる。ザラは父親を殺され、弟と生き別れ、自身は奴隷としてISのメンバーに売られてしまう。
クルド人を支援している連合軍に様々な国の女性だけで構成される特殊部隊「蛇の旅団」があった。ISは古い言い伝えにより、「女性に殺されると天国に行けない」と信じているため、女性だけの部隊は恐れられていたのだ。
ISのメンバーの元から逃げ出し「蛇の旅団」に救われたザラは、武器を手に取ることを選び、部隊に加わる。兵士になるための厳しい訓練を経て、コードネーム「レッド・スネイク」と称したザラは、“姉妹たち”と共に前線へと赴く。果たしてザラは無事に弟を救うことができるのか!?
『レッド・スネイク』は4月9日公開。
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