タレントの中川翔子が3月5日夜、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。度重なるストーカー被害について激白し、「もう引っ越したくない」「静かに暮らしたい」と思いの丈を語った。
中川翔子が複数のストーカー被害激白「めちゃくちゃ怖かったし辛かった」
「【急遽】ストーカー被害についてお話しします」と題した動画で中川は、「一昨年かな。ウチの前に、ストーカーの方がしゃがんで待ってて、あやうく鉢合わせするところで(ストーカーが)逮捕された事件があった。それだけじゃなくて、表に出ていないところで何回も遭いました。そして何回も引っ越しています」と告白。「正直本当に、めちゃくちゃ怖かったし、辛かった。笑顔で何事もなかったかのようにお仕事をしている裏でも、色んな人の迷惑かかるし『なんでこんな目に遭うんだろう』ということが今までたくさんありました」と話した。
過去には、1人暮らしを始めた直後、マンション内のエレベーターで「新しく引っ越してきた人」に肩をつかまれる。そのマンションでは盗聴・盗撮の被害も受けたという。
しかし、ニュース沙汰になることを恐れて警察に被害届を出せず、泣き寝入りすることに。急遽引っ越すも、新居はペット禁止。半年ほど愛猫たちと離れざるをえなくなり、「辛くてどうにかなりそうでした」。
また、紹介したお気に入りの店やサロンに「『中川翔子を出せ』『中川翔子と結婚している』と騒いで迷惑をかけたり暴れたりする」ストーカー、所属事務所で暴れるストーカーもいたという。
「プライベートは完全に安全に暮らしたい。どうしたらいいんでしょうね? 対処法が分からない。激しい人って、飽きていなくなったりする。いなくなったら、違う同じようなことを言う人が現れる。なんだろうね、もう」とため息。「本当に怖い。なぜそういう発想になるのか。これ以上引越を繰り返すのが、私も家族も猫もものすごい負担。お金もすごくかかりました。ほぼほぼ泣き寝入りでここまで来た。1件だけ逮捕された。その後どうなったのかもいっぱいいる」と話した。
「度を超えておかしい人います」世の女性に注意喚起
「世の中の女性が心配」という中川は、「SNSで、人との距離間が身近に感じられすぎちゃうんですかね。距離間が分からなくなってしまう方が一定数いるみたいなんです」と分析。
「めちゃくちゃ悔しい。奪われた時間、精神的苦痛は一生取り戻せない。そのゆがんだ行動がどれほど人の人生を奪うか」と力説。「私だけではなく、色んな人が被害に遭っている可能性が高い。線引きはすごく大事。冷静に考えてありえない。(ストーカーは)それが分からない。それによって恐怖が繰り返されている。正直怖い」と心情を吐露した。
さらに「何も悪いことしてないのに、泣き寝入りして逃げて、こんな色んなものを失わないといけないのか。何回も思ってきた。このお仕事をしているからしょうがない、ということではない。人に恐怖・迷惑を与えるのは絶対いけないこと」と断じた。
最後には「世の中の女性の皆さん、世の中はいい人もいっぱいいます。純粋に好意を持ってくれるのはすごく嬉しいことでもある。でも、度を超えて、理解を超えておかしい人はいます。だから、今まで自分はないから大丈夫と思わず、常に警戒して、身の安全やまわりを気をつけ、何かおかしなことがあったら警察に相談を」と呼びかけた。
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