大島優子「AKBの活動で度胸ついた」不遇の時代回顧 憧れの女性にも言及

#イベント#ジェンダー#伊藤詩織#大島優子#柴咲コウ#社会問題

大島優子
大島優子
大島優子
伊藤詩織
柴咲コウ
大島優子
伊藤詩織
伊藤詩織
柴咲コウさん、大島優子さん、伊藤詩織さん
大島優子、柴咲コウ、伊藤詩織
左から大島優子、柴咲コウ、伊藤詩織
左から大島優子、柴咲コウ、伊藤詩織

女優の大島優子、柴咲コウ、ジャーナリストの伊藤詩織が3月8日、「BVLGARI AVRORA AWARDS」国際女性デー発表記者会見に出席。それぞれが自身の活動や“女性の今”、憧れの女性などについて語った。

人種差別、義姉妹のいさかい、兄との確執…ヘンリー王子とメーガン妃が王室への思いを赤裸々告白

大島優子、柴咲コウ、伊藤詩織が自身の原点や“女性の今”を語る

本イベントは、本アワードの2016年度受賞者である柴咲2020年度受賞者の大島と伊藤の3人が、国際女性デーにちなんだトークディスカッションを実施した。

AKB48に数々の話題をふりまき、現在は女優として活動する大島。今回の受賞について「これまでの人生や選んできたことに対して〇(マル)をいただけた気持ちになり、自信や勇気をもらいました」と喜びを吐露。度胸がついたきっかけを聞かれると「人生の中で大半を占めていたAKB48での活動の中で、自分が長けている部分を見つけなければならなかったこと、そして売れていなかった時代から仲間と一緒に手を取り合って成長し努力してきたことで、度胸がついた」と過去の思い出とともにコメントし、「新しいものにはどんどんチャレンジして吸収し、自分の経験にしていきたい」と意気込んだ。

柴咲は、精力的に取り組んでいる社会課題への啓発活動について「小さい頃から自然に対する憧れや畏怖の念があり、行動に移したいという思いがあったからこそ形にできた。今は人生のテーマとなっており、社会の課題を皆様に届けていくという役割だと思っています」と情熱と活動理由を語った。

女性が活躍するために社会に必要な変化を問われると「この1年で社会は大きく様変わりし、どのように変えていくべきか、課題を突きつけられていますが、ピンチはチャンスと捉えて、こういうときだからこそまわりの人と手を取り合って協力して生きていこうという気概につながると思います」と持論を述べ、ジェンダー平等の考えについては「声があがっているうちはまだ達成できていないということ。まだ課題があるということをみんなで意識して共有して、改善していけると良いと思います」とコメントを残した。

伊藤は、仕事に対する情熱と信念はどこからくるのかという問いに対して「ただ、自分の知りたいという気持ちからスタートしています。その人の人生を通して歴史や、社会背景などを伝えたいと思っているので、出会ってきた方々に引き寄せられるようにしてここまで続けることができました」とニッコリ。困難を乗り越えるために大切なことを問われると「まず誰でも良いから助けて、と言えるようになり、言える相手を探すこと、そしてどのような形でも良いので声を発してほしいです。また、他の人と比べないで自分自身の気持ちに素直になり、無理しないことが大切だと思います」と自身の経験を交えながら力強く語った。

大島優子、柴咲コウ、伊藤詩織の華やかな衣装姿のその他写真はこちら!

どのような女性にインスパイアされるかという問いに、大島は「憧れの女性は祖母です。すごく元気で活発に行動をしていて、人生の先輩として勇気やパワーをもらっています」と回答。柴咲は「私も母と祖母です。今はどちらも他界していますが、いないからこそ思いをはせることができています。今まで誰かをお手本にしてきたことはあまりなかったけれど、実は身近にいると感じています」と述べた。

伊藤は「世界中にたくさんのロールモデルがいますが、共通しているのは想像力があるところです。想像力があるからこそ相手の立場に立って考えることができます。そして自分の感じたことを信じて、その信念にもとづいて行動する行動力のある方もとてもインスパイアリングだと思います」と、取材を通じて得た経験をもとに話した。

【「BVLGARI AVRORA AWARDS」へのコメント】
■柴咲コウ:
「アウローラアワードを受賞することで様々な活動に注目が集まり、皆で共有することができます。また、女性というのは共感力が強みで、心の深いところでくみ取って発信していく強さがあると思うので、職種や活動を超えて活躍していらっしゃる女性にまたスポットを当てていただけるといいなと思います」

■大島優子:
「アウローラアワードを受賞させていただき、自分自身のことを信じる強さをいただきました。今後もアウローラアワードがたくさんの女性に勇気と自信を与えられるような存在でい続けてほしいなと思います」

■伊藤詩織:
「こうして色々な分野から様々な女性が選ばれているということがとてもすばらしく、新しい発見ができる機会になると思っているので、今後も楽しみにしています」