暗闇の孤島で、そりの合わない男、2人きり。おぞましくも美しい狂気ワールドの幕開け!
#ウィレム・デフォー#ギレルモ・デル・トロ#スリラー#ミッドサマー#ライトハウス#ロバート・エガース#ロバート・パティンソン#実話
絶海の孤島に閉じ込められた男2人の狂気と幻想を予感
『ムーンライト』や『ミッドサマー』など、斬新なヒット作品で話題を席巻している制作・配給会社A24による映画『ライトハウス』が、7月に公開。そのポスターヴィジュアルと特報映像が公開された。
・勝手に閉まるドア、勝手につくテレビ……カエルの仮面が一家を恐怖に陥れる!
今回発表されたモノクロのポスターは、舞台となる絶海の孤島を背景に、ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーの顔が半ば切り取られた形でそそり立ち、中心には彼らが狂気の世界へ足を踏み入れるきっかけとなる重要なアイコンである灯台が配置されている。そこに、「謎が、満ちてゆく」とのキャチコピーが不穏な空気を醸し出す。
また、特報映像は、暗闇に煌々と光る灯台と、耳障りなサイレンの音、絶海の孤島にやってきた2人の男を順々に映し出し、これから2人を待ち受ける運命を否応なしに予感させる。
若者=ロバート・パティンソンvsベテラン=ウィレム・デフォーが初競演で対峙
この作品は、1801年にイギリス・ウェールズで実際に起きた事件を下敷きにした、美しくも恐ろしい傑作スリラー。謎めいた孤島にやってきた2人の灯台守が、嵐で外界と遮断され、徐々に狂気と幻想に侵されていくさまを描いている。
『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督は、本作品を、ロバート・エガース監督の最高傑作と絶賛。「ハーマン・メルヴィルや、H・P・ラヴクラフトやサミュエル・ベケットのような、漠然とした密度と実存主義を感じる。ダークな快感、エネルギー、モノクロに満ちた、辺獄での2人の魅惑的な俳優による演劇」とコメントした。
また、『ミッドサマー』のアリ・アスター監督も、「並外れた映画。非常に美しく、ユニークで、そして本当に面白い」と、賞賛の言葉を寄せている。
そんな本作品は、劇中ほぼ全編にわたり、ロバート・ パティンソンとウィレム・デフォーの2人しか登場しないことでも話題で、2020年のアカデミー賞撮影賞ノミネートや映画賞のほか、多くの映画賞で演技賞も獲得している。
絶海の孤島で繰り広げる名優2人の壮絶な演技合戦、その表情を際立たせるコントラストの効いたモノクロ映像、サイレント映画を思わせるスタンダードサイズのスクリーン、緊迫感を際立たせる音響がさらにサスペンス要素を引き立てている、映画ならではの魅力にあふれた作品だ。
『ライトハウス』は7月に公開される。
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