プロジェクターの新たな活用法!? いい映像と音がつくる自然のやすらぎ
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コロナ禍の家庭でも応用できる、照明と環境映像による安らぎの空間作り
プロジェクターを居住空間で活用する場合、映画館のようにスクリーンに映画を投写するだけではもったいない。景色やアートを壁投写することで、白壁に“もうひとつの窓”を設けることもできるし、壁面をインタラクティブに彩る“動く壁紙”にすることもできる。そのヒントとなる展示が、東京ビッグサイトで開催中の「ライティングフェア2021」パナソニックブースで展開されているので紹介する。
・リビングのインテリアと調和する大画面。夢の寝室シアターも!
この展示は、ABW(Activity-based Working、内容に応じて時間と場所を選択する働き方)の文脈で、コミュニケーションを取りやすく、安心、安全な環境作りを提案するもの。しかしそれは、そのままコロナ禍にある家庭環境にも当てはまる。創造性を育むようなリラックスできる環境は、家族同士のコミュニケーションを促すからだ。
スポットライト型やダウンライト型へ、プロジェクターが環境適応型に進化
照明のレールを活用したスポットライト型プロジェクター「Space Player(スペースプレーヤー)」は、重さが3kg程度でレールに負担がかからず、PCなどの資料をワイヤレスで受信し、投影できる。動画や資料などを映すといった一般的な用途にももちろん使えるが、家事や来客時などに環境映像を流してリフレッシュしやすい空間を作るのにも一役買うアイテムだ。
また、4月発売予定のスポットライト型ワイヤレススピーカーと組み合わせれば、環境音が天井から降り注ぐ癒やしの空間を演出できる。スマートフォンなどからBluetoothで信号を送信して、シーンに合ったBGMを流すことも可能だ。
そして今回、こうしたコンセプトを敷衍して新たに開発され、6月に発売されるのが、自然の情景を映すダウンライト型プロジェクター「BioSHADOW(バイオシャドー)」。木漏れ日や水面、海中など、自然をモチーフにした映像と音(バイオフィギュアと呼ぶ)が予めインストールされており、人が本能的に求める心の豊かさを演出してみせる。
もともとスピーカー内蔵のダウンライトをラインナップしていたパナソニック。照明には電熱線が繋がっており、信号はワイヤレスで伝送できることから実現したこうした提案は、今後、家庭にも積極的に取り入れられていくだろう。(文:fy7d)
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