俳優の中川大志が、新作映画『都会のトム&ソーヤ』に二階堂卓也役で出演することが分かった。本作の魅力や自身の役どころについて語っている。
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中川大志、二階堂卓也演じる「力強さや威厳を大事にして演じました」
本作は、累計190万部を超える同名小説シリーズを原作とする推理映画。平凡でどこでもいそうな中学2年生に見えるが、どんな状況も切り抜けられるサバイバル能力を持つ内藤内人(ないとう・ないと)と、学校始まって以来の秀才と言われ、一大財閥“竜王グループ”の御曹司である竜王創也(りゅうおう・そうや)の対照的なタイプの2人が、都会の様々な場所を舞台に推理と冒険を繰り広げる様を描く。
内藤役は、第71回カンヌ国際映画祭にてパルムドールを受賞した『万引き家族』(18年)、映画『約束のネバーランド』(20年)など話題作に出演が続く城桧吏(じょう・かいり)が映画初主演。内藤とバディを組む相棒・竜王役は、「スターダストプロモーション 第1回 スター・オーディション」で男子グランプリを射止め、本作が俳優デビューとなる酒井大地(さかい・たいち)。
今回、新キャストとして解禁された中川は、一大財閥“竜王グループ”の御曹司・竜王創也のボディーガード兼お目付け役でもある二階堂卓也(にかいどう・たくや)を演じる。こわもてで圧倒的に強い存在でありながら、一方で将来は保育士になりたいという可愛らしい一面を持つ男で、原作の中でも非常に人気のあるキャラクターだ。
中川本人は「河合勇人監督からは『子供たちにとって、立ちはだかる壁。絶対的に強い、怖い存在であってほしい』という風におっしゃっていただいたので、力強さや威厳を大事にして演じました」と言う。
一方、保育士になりたいというギャップを持つ役どころであるため「ボディガードとしてのオンのときと、自分の夢を捨てきれず求人雑誌を読んでいるオフのときとの切り替えを大切にしようと思い、役作りしました」と語っている。
『都会のトム&ソーヤ』は2021年夏より全国公開予定。
【二階堂卓也役:中川大志 コメント全文】
■どんなことを意識して二階堂卓也を演じられましたか?
河合勇人監督からは「子供たちにとって、立ちはだかる壁。絶対的に強い、怖い存在であってほしい」という風におっしゃっていただいたので、力強さや威厳を大事にして演じました。
■卓也は、保育士になりたいというギャップを持っている役どころですが、どういう風に意識して演じられましたか?
そのギャップが、卓也の一番魅力的で可愛らしい部分だと思っています。でも、子供たちに対しては常に怖い、威厳のある存在でいたいので、それをばれないように隠しています。本当はバレているのですが(笑)。ボディガードとしてのオンのときと、自分の夢を捨てきれず求人雑誌を読んでいるオフのときとの切り替えを大切にしようと思い、役作りしました。
■城桧吏さんが演じる内藤内人、酒井大地さんが演じる竜王創也との共演はいかがでしたでしょうか?
自分も同じくらいの年齢からこのお仕事をさせていただいているので、昔を思い出しながら2人には接していました。ここまで年が離れていて、しかも事務所の後輩との共演はこれまでになかったので、新鮮で楽しかったです。
■本作『都会のトム&ソーヤ』の魅力は何でしょうか?
この作品のように子供たちが主役で活躍する作品は、最近あまりなかったと思います。皆さん一度はゲームと現実がリンクする世界に憧れたことがあるのではないかと思いますが、そんな冒険物語を大きなスケールで描いているので、観る人がワクワクする作品になっていると思います。また、僕自身1年間くらいこの作品に関わっていたので特に感じていますが、内人や創也や子供たちの成長も、見どころの一つだと思います。
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