庵野秀明に4年密着したNHKスタッフに労いの声相次ぐ「人類史に残る偉業」

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『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』新ビジュアル
(C)カラー

3月22日夜、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の制作現場を捉えた「『プロフェッショナル 仕事の流儀』 庵野秀明スペシャル」(NHK総合)が放送された。SNSでは、庵野監督に約4年間密着したNHKスタッフに同情や労いの言葉が飛び交った。

『シン・エヴァ』関わった全員を“26年の呪縛”から解放したシリーズ集大成

天才・庵野秀明に4年間密着 NHKスタッフに労いの声相次ぐ

天才の所業についていくなら、相応の覚悟が必要ということか…。

冒頭、スマートフォンを手に駅を疾走する庵野監督の後ろ姿を追いかける映像とともに、「密着を始めてまもなく、私たちは悟った。この男に安易に手を出すべきではなかったと」というナレーションで始まる今回のスペシャル回。

庵野監督は制作スタッフが常駐する仕事場にはあまり顔を出さず(他にも秘密の仕事場があるとのこと)、なかなかつかまらない。いざ庵野監督を見つけても、本人はひょうひょうとして、NHKスタッフに「今、僕を撮ってもしょうがない」などと注意する一幕も。

合宿シーンでは、庵野監督は大雨の外を見てNHKスタッフに「外撮った? インサート(場面と場面をつなぐ差し込み映像)に使えるよ」とアドバイス。雨が勢いを増して豪雨に変わると「これ1回外に出て撮ってかないと」と言い、NHKスタッフを外に出す。番組サイドにさらに牙をむき、自分ばかり撮らず、制作陣が苦悩する(振り回される)姿を撮るべきだとダメ出しする。

NHKスタッフはめげずに密着を続け、庵野監督とも飲みに行くようになったり、アイデアを出すように求められたりする(もはや制作スタッフ扱い?)。番組後半には、NHKスタッフも庵野監督の影響を強く受けすぎたのか、演出やインサート映像がエヴァンゲリオン風になっていく。

そして映画が無事完成した後の締めくくり。同番組が出演者に毎回聞いている「プロフェッショナルとは?」という質問に対し、庵野監督は「そもそもこの番組、その言葉がついているのが僕嫌いなんですよ。他のタイトルにしてほしかったです」とバッサリ一刀両断。4年間(正確には1214日)密着した末のオチがこれである。

放送直後、ツイッターでは「NHKスタッフ」のワードが一時トレンド入り。視聴者らが「これもう庵野秀明に密着するNHKスタッフに密着する番組が必要だろ」「NHKスタッフ、よくやった。すばらしい。人類史に残る偉業だ」「密着始めたらまさかの4年かかったNHKスタッフの執念って感じして最高」「1214日の密着を1時間強に編集するNHKが本当にプロフェッショナル」「長編編集版の『シン・庵野秀明スペシャル』をぜひ」とツイートした。