アンバーのアザをめぐりTwitter攻防展開
ジョニー・デップの元妻で女優のアンバー・ハードが、デップを担当していた弁護士とTwitter上で対決した。
デップは、ハードとの離婚報道をめぐって英国の大衆紙「The Sun」を名誉毀損で訴えた裁判で昨年11月に敗訴、裁判のやり直しを求めていたが、イギリスの裁判所は控訴の申請を拒否した。その直後からデップの元弁護士が、ハードが主張する被害に疑問を向けるツイートを連発している。
先月25日(現地時間)、デップの弁護団の一員だった弁護士のアダム・ウォルドマンが「2015年12月15日、『あばらにアザができた。身体中にアザができた、殴打から身を守ろうとしたら前腕部にアザができた。両目にアザができた。鼻が折れて、唇も怪我した』と訴えた。ニコル判事『彼女を信じる』。イギリス控訴裁判所『判事を信じる』。でも……写真撮影している!」とハードのグラビア写真のショットを添えてツイートした。
ハードがデップに暴力をふるわれたと訴えた時期に、ビーチで撮影された写真でポーズをとるハードの顔や体には、確かに傷やアザは見当たらない。
12/15/15 allegation “I had bruised ribs. Bruises all over my body, bruises on my forearms from trying to defend the blows. I had 2 black eyes. I had a broken nose. I had a broken lip”
Justice Nichols – I believe her
UK Appeals Court – we believe him
But oops … PHOTO SHOOT! pic.twitter.com/gvfV2GHCH3— Adam Waldman (@adam_waldman) March 25, 2021
ハードはこのツイートに即座に反応し、「はい、ウォルドマンさん。この時の私はメイクをしているかもしれませんが、どんな時もあなたは背が低いままです」とリプライ。身体について揶揄されたら、同じように身長をネタに反撃するのは悪手だが、それほど腹にすえかねたのかもしれない。
すると、ウォルドマンはこれを「新たに得られた証拠に反応して、アンバー・ハードがツイッターで証言」とツイート。その後も連日のように、写真やメール画像などをアップし、「身体中アザだらけ。写真撮影に理想的」などと皮肉まじりの投稿を続けている。
ウォルドマンは昨年10月、デップがハードを相手取ってアメリカで裁判を起こしていた際、機密文書をメディアにリークしたとして、デップの弁護団から解雇されている。
ハードは一連のツイートへのリプライはやめて、インスタグラムに黒いドレス姿の写真2枚をアップ。「1着のドレス、4年を隔てて。時には、同じものを2度着ることが重要です」とコメントを付けて、2016年にデップからの暴力を訴え、一時的な接近禁止命令を申請したロサンゼルス郡裁判所から出てきた時、昨夏の名誉毀損裁判の時に同じ服を着ていた画像をシェアした。
デップとハードの争いはまだ続いており、ハードが「ワシントンポスト」紙に寄稿したエッセイの内容について、デップがハードを名誉毀損で訴えている。賠償金5000万ドルを求める訴訟の裁判は来月3日(現地時間)に始まる予定だ。
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