オリエンタルラジオの中田敦彦が4月5日、YouTubeのサブチャンネル「NAKATA TALKS」を更新。顔出し引退を撤回し、今までどおり顔を出していくと宣言した。
中田敦彦、“顔出し引退” プライバシー優先に 有名税の重税化を痛感
顔出し引退を撤回した理由は「『中田敦彦が見たい』というニーズが満たされていない」
中田は「むちゃくちゃ真面目に顔出し引退をしようとしたけれども失敗した。全力で引退しようとしてダメだった」とコメント。美人女優やイケメン俳優のように「顔売り」の人間ではないため、トークを重視したアバター系YouTuberとしてやっていけるのではないかと仮説を立て、用意したアバターのデザイン・アニメーションや動画編集もコンテンツも万全だったが、「決定的に足りないもの」があったという。
それは「『中田敦彦が見たい』というニーズが満たされていない」。「そこへの叫びが渦巻いていた。中田敦彦は、表情とかお芝居とか動きを主力として捉えていくエンタメ型商品だった」と中田は冷静に分析。オンラインサロン内で「DEATH NOTE」の顔出し解説動画を出したら「絶賛の嵐だった」が、自身でアバターを使った動画を視聴したら「11分くらいで見ているのがちょっとキツくなった。気がついたんですけど、アバター系YouTuberの人で、1時間の動画の人いない」と話した。
長尺の動画で多くの視聴者を惹きつけてきた今までが「異常だった。中田敦彦が動いて大立ち回りしていたら、自己紹介のしくじり武勇伝が800万再生行く。視聴維持率が異常に高い」と言い、「驚異的な視聴維持率を確保していたのが、中田敦彦という存在だった」と結論づけた。
今後は、すでにアバターで収録した動画が2本あるため、4月中旬から顔出し動画を復活。「絶対に今年中に400万登録者を突破し、もう一度YouTubeドリームを追いかける」と高らかに宣言した。
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