『科捜研の女 -劇場版-』でマリコを支えるレギュラーキャスト8名揃う。21年の感慨と劇場版への情熱

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科捜研の女
(C)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会

マリコ、どうなっちゃうの!?『科捜研の女』シリーズ集大成に感慨と作品への情熱語る

沢口靖子が法医研究員・榊マリコを演じ、ロングランを記録しているドラマの映画化『科捜研の女 -劇場版-』が9月3日に公開される。このたび、レギュラーキャスト8名の出演情報が公開された。

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今回明らかとなったのは、テレビシリーズのレギュラーキャストである若村麻由美、風間トオル、金田明夫、⻫藤暁、⻄田健、渡部秀、山本ひかる、石井一彰の8名の出演内容だ。

物語最初の事件現場に居合わせた洛北医大の解剖医・風丘早月役の若村は、シリーズ初の映画化に「驚きが隠せません!」と興奮気味。「今回、冒頭から事件に絡むので、その動揺と職務を果たす心情が見所です」と話し、マリコと早月のベストタッグが気になるところだ。

化学研究員・宇佐見裕也役を演じる風間トオルは、「シリーズの最後を映画で締めるというのもかっこいいなと思いました」と、この劇場版を⻑期シリーズの集大成と位置付ける。その上で、「映画は、より大勢の方に『科捜研の女』を見てもらえるチャンス」と気合いを込めて語った。

厳格な性格で、仏頂面だが部下思いの刑事部⻑・藤倉甚一役の金田明夫は、かねてから『科捜研の女』を映画で見てみたいと思っていたそうで、「劇場は私たち出演者と観客の皆さんが一緒に作り上げていく時間と空間だと思っています」と、テレビとはまた違った映画の醍醐味を指摘した。

科捜研所⻑兼文書研究員・日野和正役の⻫藤暁は「21年ですか……もしかすると、誰もこんなに続くなんて思ってなかったんじゃないですかね(笑)」と感慨深げ。「劇場版では、科捜研メンバーの日常もそれぞれちゃんと描いているので、ファンの方にはたまらない作品になる」と、ファンであるほど楽しめる作品であることを教えてくれた。

京都府警の本部⻑・佐伯志信役の⻄田健は、今回の劇場版を“集大成”と位置づけた上で、「事件への興味と同時に、マリコを中心とした大きな大きなホームドラマとしても楽しんでいただけると嬉しいです」と、劇場版ならではの見所を語った。

愛されキャラながら、科学捜査では実証最優先の立場を崩さない物理研究員・橋口呂太役の渡部秀は、レギュラーキャストとして参加できることに興奮の様子。「テレビとは違う壮大なスケールで描かれるので、呂太はいつも以上にテンション高め」と、お茶目に本作品をアピールした。

あらゆるメカを愛し、サイバー捜査に精通する映像データ研究員・涌田亜美役の山本ひかるは「映画化が決まった時は、心の底から『よっしゃ! きたー!』って、めちゃくちゃ嬉しかったです」と大喜び。ポスターで表現された紅葉の京都の美しい景色も見所であることを明かし、「この映画を見ずに『科捜研の女』は語れません!」と本作品を猛プッシュした。

内藤剛志演じる捜査一課の刑事・土門薫の相棒・蒲原勇樹役の石井一彰は、共演キャストの並々ならぬ気合いに接し演技にも熱が入ったようで、「豪華ゲストや京都の美しい景色の映像美で、ドラマでは見られない特別な『科捜研の女』になっています」と、シリーズ集大成である劇場版の魅力を語った。

古都を舞台に繰り広げる映画ならではの壮大なミステリー巨編

『科捜研の女』は、京都府警科学捜査研究所(通称:科捜研)の法医研究員・榊マリコを中心に、捜査一課の刑事・土門薫(内藤剛志)や研究員らと共に事件の真相に挑むテレビドラマ。99年の放送開始以来、科学捜査の進化や時代性を取り入れ、20年以上にわたり高視聴率を維持する長寿番組となっている。

この劇場版では、『名探偵コナン』シリーズで知られる櫻井武晴が脚本を担当し、テレビドラマシリーズの魅力はそのままに、映画ならではの仕掛けを張り巡らせたミステリー作品に仕立てられている。

『科捜研の女 -劇場版-』は9月3日に公開される。