新作映画『いのちの停車場』より出演者である吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行ら「まほろば診療所」メンバーのキャラクターポスターが解禁された。
映画『いのちの停車場』各出演者のポスタービジュアルはこちら!
本作は、都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師・南杏子の同名小説を原作とするヒューマン医療ドラマ。「在宅医療」に携わる医者・患者そしてのその家族たちを通して、命や愛、家族たちの願いを描き出す。
都内の救命救急センターで働いていた白石咲和子(吉永)は、とある事件をきっかけに、在宅医として故郷・金沢の「まほろば診療所」で働き始める。それまでの命を救う現場との違いに戸惑いながらも、患者たちそれぞれの願いや、支える家族の思い、患者の心に向き合うことの大切さに気づいていく。咲和子を慕って東京からやって来た医大卒業生の野呂聖二(松坂)、看護師の星野麻世(広瀬)、「まほろば診療所」の院長の仙川徹(西田)たちに支えられながら、いつしか咲和子自身も「いのちの在り方」「生きるという意味」について考えていく、というストーリーが展開される。
今回は、雨の中で優しい表情をしたまほろばメンバーが印象的なキャラクターポスターが解禁。降り続く雨は、咲和子たちの悩みをイメージしており、冷たい雨に濡れないようにまほろば診療所に身を寄せ合う姿がそれぞれ描かれている。
ポスターにはそれぞれのキャラクターを表したキャッチコピーも添えられている。少し物憂げな表情をした咲和子は「降り続ける雨にも、輝く瞬間がある」という言葉通り、映画の中では現実と向き合いながら、最期の瞬間まで患者とその家族の命の輝きのために奔走する。
また「雨のち、希望」「雨上がりに、勇気」の言葉とともに、それぞれ微笑みながら空を見上げる野呂と麻世の表情からは、ふたりがまほろば診療所を通して成長していく様子がうかがえる。悩みを抱えながらも、一生懸命に自分自身や患者たちと向き合い、前へと踏み出す野呂と麻世は、まさに本作の“希望”を象徴するキャラクターになっている。
そして咲和子、野呂、麻世や個性豊かな患者とその家族たちを、あたたかく大きな心で包み込む仙川。「一緒に、雨宿りしませんか。」という、その優しい眼差しとともに今にも言葉が聞こえてきそうな、仙川の人となりがにじみ出たコピーとなっている。
映画『いのちの停車場』は5月21日より全国公開。
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