選挙コメディー『決戦は日曜日』主演・窪田正孝「刺激的」宮沢りえとの初共演語る

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決戦は日曜日
(C)2021「決戦は日曜日」製作委員会
決戦は日曜日
窪田正孝
宮沢りえ
坂下雄一郎監督

俳優の窪田正孝女優の宮沢りえが、新作映画『決戦は日曜日』で共演することが明らかになった。

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窪田正孝「刺激的で毎日現場に行くのが楽しみだった」宮沢との共演語る

本作は、選挙活動をコミカル&シニカルに描いた社会派コメディ。事なかれ主義の議員秘書と、政界に無知な熱意空回り候補者の選挙活動の行方を描く。

主演をつとめるのは数々のヒット映画・ドラマに出演し、2020年NHK連続テレビ小説「エール」で名実ともに国民的俳優となった窪田。そつなく仕事をこなすが政治への熱意は今やない、衆議院議員・川島昌平の私設秘書・谷村勉を演じる。

世間知らずなご令嬢・川島有美を演じるのは、本格的なコメディ映画は初挑戦の宮沢。突然父の地盤を引き継ぎ、仕方なく出馬することになった…といいながらも実はやる気満々…という役どころだ。

脚本・監督をつとめるのは『東京ウィンドオーケストラ』(16年)や『ピンカートンに会いにいく』(18年)などオリジナル脚本で次々コメディ作品を世に発表してきた坂下雄一郎。執筆に5年の月日をかけた脚本、そして豪華キャストで選挙活動をコミカル&シニカルに描いた新境地に挑む。

窪田と宮沢は本作が初共演。お互いの印象を聞くと、窪田は「一緒に芝居するのが本当に刺激的で毎日現場に行くのが楽しみだった」と話し、宮沢は「その場の空気を瞬時に読み取って柔軟に対応できる安定感と細やかなことへ目を向けられる心があって、頼もしい方」と称賛する。

『決戦は日曜日』は2022年より全国公開。

【出演者 Q&A全文】

■窪田正孝(主人公・谷村役)

・本作に出演を決めた理由
坂下監督とは、いつかご一緒させていただきたいと思ってたのでとても幸せです。
監督の描く人の醜さ、谷村の視点から見る景色が滑稽すぎて笑いが止まりませんでした。
ぜひ劇場にて坂下ワールドにどっぷり浸かってほしいと思います。

・演じられた谷村というキャラクターはどういう人物ですか?
谷村は何でも卒なくこなすことができるけど、何かが欠けていてどこか屈折しています。そこが魅力的で演じる楽しみを感じてました。
この仕事なんてこんなもんだとあきらめてる谷村も、有美と出会い少しずつ成長していき、忘れかけていた正義感に変化が起きます。

・宮沢さんとは初共演ですが、共演していかがでしたか?
有美役の宮沢りえさんとは今作が初でしたが、一緒に芝居するのが本当に刺激的で毎日現場に行くのが楽しみでした。
こんなりえさんを今まで誰も見たことがないのではないでしょうか(笑)

■宮沢りえ(有美役)

・本作に出演を決めた理由
滑稽で愉快だから、クスっと笑ってしまうのだけれど…よく考えたら笑えない。。。そんなことの連続で…監督の強いメッセージがあふれていると感じました。
今までに全く無縁な役柄だったので、演じられるか不安でしたが、演じてみたい、この作品に参加したいという気持ちが勝りました。

・演じられた有美というキャラクターはどういう人物ですか?
有美は、直球しか投げられない不器用さと強さがある人だと思いました。彼女の考える正義に皆んなを巻き込んでしまう不思議なオーラがあるようにも感じました。真剣になればなるほど、滑稽で面白い人だと思ったので、面白さを1ミクロも考えず…ただただ真剣である事に集中しました。。。結果、監督がモニターを見ながら笑っていたという噂を聞き、ホッとしました。

・窪田さんとは初共演ですが、共演していかがでしたか?
その場の空気を瞬時に読み取って柔軟に対応できる安定感と細やかなことへ目を向けられる心があって、頼もしい方だなぁと思いました。