ユ・スンホが復讐と恋に燃える27歳の高校生を演じるリベンジラブコメ！

#クァク・ドンヨン #チョ・ボア #ボクスが帰ってきた #ユ・スンホ #韓国ドラマ #韓流 2021.04.27

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復学したボクスに訪れた復讐〈ボクス〉のチャンス！『ボクスが帰ってきた』

学年最下位の成績だが人気者の高校生カン・ボクス（ユ・スンホ）は、初恋の相手ソン・スジョン（チョ・ボア）の勘違いによる証言と、友人だと思っていたオ・セホ（クァク・ドンヨン）の嘘により退学処分に。９年後のある日、便利屋になったボクスが母校のソルソン高校の生徒を救ったことから復学の話が舞い込む。学校には教師になったスジョンと理事長に就任したセホがおり、“復讐のチャンス！”とばかりに復学するのだが…。

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先生の粋な計らいにより、2人の仲も急接近！

ボクスとスジョンが高校生だった頃、成績の悪い生徒が多いのを嘆いた担任の先生が「成績上位の生徒が成績の悪い生徒とペアを組み、勉強を教え合って点数を競い合う」というやり方を提案。そこで、学年最下位のボクスと学年１位のスジョンがペアを組むことになった。ボクスは「成績を上げたらデートをする」という条件をスジョンに提案し、国語を猛勉強。その結果、50点もアップし、デートにこぎつける。夜景を見ながら、何の夢も持たないスジョンに教師になるようにボクスがすすめるシーンは、なんだか微笑ましい。それ以来、スジョンもボクスを特別な存在として意識するようになるのだった。

リベンジよりも、恋心は止められない!?

ボクスが復学してからのソルソン高校は、成績でクラス分けするような成果主義の学校へ変貌を遂げていた。成績上位のIVY組から脱落した生徒が思い詰めて自殺を考えるなど、様々な問題が勃発する度に、ボクスが学校側と徹底的に戦う姿はとても頼もしい。

一方、クラスの問題児たちが集まる野花組に入れられたボクスだったが、甥っ子がクラスメイトで、担任がスジョンという設定にはハラハラドキドキさせられる。復讐を考えながらも、相変わらず美しくて可愛いスジョンにやっぱりメロメロになってしまうのも面白い。その反面、しっかりしているようで実は隙だらけのスジョンに、核心を突いたことをズバリと言ってのけるところには、男らしささえ感じさせる。

将来有望株の“国民の弟”！

笑顔がたまらなく可愛いカン・ボクスを演じたユ・スンホは、1993年生まれの子役出身の俳優。９歳のときに出演した映画『おばあちゃんの家』が話題になり、“国民の弟”として世間の注目を浴びることになった。最新作『メモリスト』では、ミステリアスな刑事役で新境地を開拓した。

高校退学に追い込んだ２人に復讐〈ボクス〉するべくボクスが復学するという展開がなんとも楽しい本作。他にも、成績上位者ならではの悩みや学力格差、貧困などの生活格差についても描いており、単なる恋愛ドラマではないところも興味深い。

中途半端になっていたことを再開させるとき、何歳だからといって遅すぎることはない。つまり、“いつでもやり直しはきく”と勇気を与えてくれるドラマであった。（文：渡邉啓子／ライター）

・ユ・スンホの制服姿もいい！『ボクスが帰ってきた』その他の写真はこちら

『ボクスが帰ってきた』
BS12：毎週月～金曜日　午後4：00～5：00放送中、U-NEXT dTV FODにて配信中
DVD-BOX1＆1　各15,840円（税抜価格14,400円）　レンタルは全16巻（全32話）レンタル中
発売元：PLAN Kエンタテインメント
レンタル販売元：PLAN Kエンタテインメント
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