K-POP新人ガールズグループで日本人ラッパーのユキ、ゆるふわなキャラとのギャップが魅力

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PURPLE KISS
ユキ 公式Instagram @purplekiss_official より

MAMAMOOの妹分PURPLE KISSが満を持してデビュー。初動No1を獲得

この春は新人K-POPガールズグループが豊作だ。昨年11月26日にロック調の「MY HEART SKIP A BEAT」でプレデビューしたPURPLE KISS(パープルキス)は、今年2月のセカンドプレデビューシングル「CAN WE TALK AGAIN」を経て、満を持して3月15日にミニアルバム「INTO VIOLET」で正式デビューを飾った。初動1万2000枚突破は20〜21年度にデビューしたガールズグループでは最高記録。MAMAMOO(ママム)の妹分にあたる7人組K-POPガールズグループだ。

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PURPLE KISS

公式Instagram @purplekiss_official より

グループ名は、「パープル」が様々な音楽的要素を掛け合わせた象徴としての色を表し、「KISS」は童話の中で表現に使う愛の力を表現。この2つが合わさって、多くの人に愛と希望を伝えたいという抱負を込めている。

メンバーは、ナ・ゴウン、パク・ジウン、チェイン、ユキ、ドシ、イレ、スアンの7人。IZ*ONEを選出したオーディション番組「プロデュース48」参加者などを擁しデビュー前から本格派との声が高かった。また、2002年11月9日生まれでビジュアルも強いラップ担当のユキ(日本人)がいるのにも注目だ。

PURPLE KISS

ナ・ゴウン 公式Instagram @purplekiss_official より

デビュー曲ではグループとしての抱負を前面に

満を持して発表されたデビュー曲「Ponzora」は、スペイン語で「毒」の意味。徐々に毒が回っていくように、彼女たちの魅力が世界を染めていくという意気込みで名付けられた。

「私が1番。周りを押しのけてでもNo1になりたい」という歌詞は、ファンへの愛というよりも自分たちの希望を前面に押し出した主体性あふれたもので、グループとしての抱負が強く打ち出されている。

クラシックなヴァイオリンとピアノに、グルーヴ豊かなリズムと躍動感あふれるサウンドが相まった、これまでにないヒップホップソング。セクシーで押しが強く、先輩のMAMAMOOを彷彿させる独特のサウンドに仕上がっている。

ナ・ゴウン、ユキ、スアンが作曲に参加しており、ナ・ゴウンの才能とスアンの歌唱とかわいらしさ、日本人でラップをこなすユキのパートの格好良さにも注目したい。

PURPLE KISS

スアン 公式Instagram @purplekiss_official より

パフォーマンスのサビの部分ではグループのロゴを手で表現しており、このデビュー曲だけでなく、今後の曲でも節々に盛り込まれそうなポーズが印象的だ。

公式YouTubeにおける「Ponzona」のミュージックビデオの再生回数は、2000万回を超えるのが時間の問題となっている(https://youtu.be/8Lyf6PipuIg)。カリスマ性と強い意思が強調され、少し強面にも見えるメンバーたちだが、4月18日にユキとナゴウンがオンラインLIVEトークで見せたように、MAMAMOO同様、ステージを降りてから垣間見えるお茶目な女の子とのギャップが微笑ましい。長く愛されるグループとして実力十分のPURPLE KISSの今後に期待だ。(文:fy7d)

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