草なぎ剛、台本の覚え方に持論「近道はない。やるしかない」

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草なぎ剛
草なぎ剛/公式YouTubeチャンネルより

俳優の草なぎ剛が5月3日、自身のYouTube公式チャンネルを更新。台本のセリフの覚え方について持論を語った。

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草なぎ剛、台本の覚え方を語る「楽する方法ない」

最近はNHKの大河ドラマ『青天を衝け』に徳川慶喜役で出演中の草なぎ。「時代劇のセリフは難しい。なかなか覚えられない。接続詞とかも覚えられない。接続詞が『は』とか『の』とか間違っちゃうと言葉が違っちゃったりする。現代劇なら、言ってること合ってればいいじゃん、となるが時代劇ではそうはいかない」と難しさの一端を語った。

また「着物の着付けてくれる方が何人もいて、カツラやってくれる方も何人もいて、照明さんも何人もいる。ハンパじゃない数の方が携わっている。何百人という人たちが固唾を飲んで僕の芝居を撮ってくれている。シーンとして見ている。緊張しますよね」と率直な思いを吐露。

最近は、大河ドラマに加えて舞台のセリフ覚えにも追われて「休みでも台本を覚えている」。「ひたすら読むしかない。コツってないんだと思う。中にはあるかもしれないけど、僕の場合はひたすら読んでいる。ペンとかそんなに引かない。ずっと読んでいる」と明かした。台本への書き込みも、10年前はやっていたが最近はしないという。

台本の覚え方に関して、業界内でよく聞くのは「お風呂に入って覚える。僕もたまにやる時ある。お風呂入っている時はボーッとしているだけで、特に半身浴したいなという時とか、汗かきながら(台本を覚えると)効率いいなと思う」と説明。「お風呂入って覚えるとあるあるなんだけど、台本が湿気でクシャクシャになる。それを現場に持っていくと『台本、超読み込んでいる人だな』と思われる」と話し、「そんなに勉強していないのに『すごい勉強している。やりやがるな…』と思われる。逆に言うと『あんなにクシャクシャになるまで勉強してるのに全然覚えていないじゃん』と逆効果になることもある」と笑った。

続けて「1つ言えることは、近道はない。やるしかない。楽する方法ないかなと考える時間あるなら、ずっと読んでいたほうがいい。そういう仕事だから」と結論づけた。

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