不思議惑星から謎の宇宙船がアップリンク吉祥寺に降臨!?
#SF映画#アップリンク#アニメ#カルト映画#クー!キン・ザ・ザ#ゲオルギー・ダネリヤ#ロシア映画#不思議惑星キン・ザ・ザ
巨大宇宙船をアップリンク吉祥寺で目撃
「クー!」という謎の言葉で一世を風靡した実写映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』をゲオルギー・ダネリヤ監督自らアニメ化した『クー!キン・ザ・ザ』が、5月14日に公開される。このたび、東京・吉祥寺のアップリンク吉祥寺に、キン・ザ・ザの象徴である釣鐘形宇宙船ペペラッツの現物が登場!
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今回、緊急事態宣言にともない休館中のアップリンク吉祥寺にワープしてきたペペラッツは、高さ2 メートル超。その横には、物語の舞台となるキン・ザ・ザ星雲プリュク星でなぜか価値のあるマッチ(作中ではカツェと呼ぶ)もぶら下がる。
驚くことにこのペペラッツは、アップリンク吉祥寺内のロビー、天井の低い通路等を移動できる奇跡的なサイズで、ロビー内の定位置かと思えるような収まりのいい場所に鎮座。その佇まいは、まるでこの映画館のために誂えられたかのよう。映画館スタッフによれば、これは単なるオブジェでなんの機能もなく使い道もないとのことだが、実は我々には計り知れない機能を隠し持っているかもしれない。
その他のアップリンク吉祥寺に登場したペペラッツの写真はこちら!
現代ロシアを戯画化して風刺。ゲオルギー監督の遺作
本作品は、著名なチェリストのチジョフとDJ 志望の青年トリクが謎の宇宙人と遭遇し、キン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクにワープしてしまうというSF作品。ほとんどの内容を「クー!」1語で表現する異星人たちを相手に、地球に帰ろうと奮闘する物語だ。
実写版の『不思議惑星キン・ザ・ザ』は社会主義体制真っ只中に制作され、1989年、01 年、16 年と3度劇場公開されるや、カルトSF映画の傑作として世界中に多くのファンを生んだ。27年の時を経てアニメ化された『クー!キン・ザ・ザ』は、レトロ感を醸し出しながらSFタッチの未来を描き、現代のロシアを戯画化して風刺する。両作品を手がけたゲオルギー・ダネリヤ監督は、本作の完成後、2019 年に88歳で逝去し、遺作となった。
『クー!キン・ザ・ザ』は5月14日に公開される。
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