恐ろしい形相のウィレム・デフォーがモノクロで映える
ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーのW主演で話題のスリラー作品『ライトハウス』が7月9日に公開される。このたび、特報映像“what”篇が公開された。
・暗闇の孤島で、そりの合わない男、2人きり。おぞましくも美しい狂気ワールドの幕開け!
モノクロの特報映像では、灯台管理の仕事に就いた新参者のイーフレイム(ロバート)が、古参のトーマス(ウィレム)に、前任者が辞めた理由について何気なく質問するところから始まる。
「灯りに魔法が宿ると信じてやがった、気が狂ったのさ」 と、真剣な表情で返答するトーマス。それに対しイーフレイムは、「あんたの話はホラ話だ」と取り合わない。
その様子を見たトーマスは「What?(何だと?)」と激昂。みるみる恐ろしい形相へと様子を変えていくウィレム演じるトーマスの表情が恐怖を煽る。
止まぬ嵐の中、 逃げ場のない絶海の孤島の小屋に閉じ込められたイーフレイムとトーマスが「What?」の応酬を繰り広げる中、骸骨のワンショットと、トーマスの「海神に叩き殺されるがいい」の捨て台詞が、これから始まる“狂気”を予感させる。
イギリスでの実話をベースにしたスリラー作品
本作品の舞台は、1890年代のニューイングランドの孤島。2人の灯台守が4週間にわたって、灯台と島の管理を行う仕事を任されることになる。しかし、ベテランのトーマス・ウェイクと若者イーフレイム・ウィンズローは、そりが合わずに初日から衝突。険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで2人は島に閉じ込められてしまう……。
この作品は1801年にイギリス・ウェールズで実際に起きた事件がベースとなっており、モノクロ映像や正方形に近い画角にこだわった絵作りで、アカデミー賞撮影賞にノミネートされた。また、緊迫感を煽る音響も評判を呼び、カンヌ国際映画祭監督週間でのプレミア上映を果たした。
『ライトハウス』は7月9日に公開される。
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