俳優の佐藤健が5月17日夜、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10thアニバーサリーイベントに有村架純、江口洋介、大友啓史監督と共に出席。有村との共演などを振り返った。
佐藤健、有村架純出席『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10thアニバーサリーイベントのその他写真はこちら!
佐藤健、有村架純「雪代巴と同じくらいミステリアス」
本作は、実写『るろうに剣心』シリーズ最終章第2作目。幕末の動乱で暗躍する緋村抜刀斎(緋村剣心/佐藤)が、謎の女性・雪代巴(有村)との心の触れ合いを通じて修羅の道以外の生き方を知る。そして抜刀斎の消えない十字傷の謎が解き明かされる。
有村は、佐藤との共演について「撮影は健さんとほとんど一緒の撮影で、一つ一つを丁寧につむぐことができたと思います。1ヵ月~1ヵ月半の撮影期間が長かった一方で、あっという間にも感じました。とても不思議な夢の中のような感覚でした」とコメント。すると、佐藤も「僕もです。同じ夢の中にいたのかもしれない(笑)。ふわふわした不思議な感覚でした。地に足を着けて撮影に挑んだのに、現実なのか幻想なのか、あまりにも美しくて曖昧でした。不思議な世界観で映画が続いていき、そのままその感覚が画に映っていたと思います」と語った。
佐藤は有村のことを「巴と同じくらいミステリアス。心の底で何を考えているかわからない。「もっと知りたい」と人に思わせてくれるような人」と表現。一方、有村は佐藤のことを「現場で安心して身をゆだねられる方」とコメント。それを聞いて佐藤は「ゆだねてた!? 有村さんはセリフを間違えたことない。どんなに長いセリフも言えていて、1人でちゃんと立っていた。自立していた(笑)」と会場の笑いを誘った。
雪代巴が復讐をするために剣心に近づき、それが究極の出会いへとつながっていく…というストーリーにちなみ、“究極の出会い”を尋ねられると、佐藤は「『るろうに剣心』ファミリーとの出会い」とキッパリ。「『るろうに剣心』シリーズがあって、今の自分がいるのは間違いない。非常に大きい出会いです」と語った。
一方、有村は「お寿司」と一言。「人や作品など出会いはいっぱいありますが、私はお寿司が世界で一番大好きで…作品を走り切ったと思えた時だけ、食べられるものがお寿司なんです」と明かし、佐藤が『The Beginning』の後は食べたか尋ねると「食べたと思います」と笑顔で答えた。
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日より全国公開。
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