『タイタニック』の撮影に使った巨大スタジオの全貌公開!『レスキュー』メイキング映像

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世界最大規模バハスタジオでの撮影の裏側

海難救助隊の活躍を描いたディザスター大作『レスキュー』が5月21日より公開される。それに先立ち、メイキング映像が公開された。

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今回公開されたメイキング映像は、スタジオでの撮影の模様を紹介している。

冒頭、プロダクションデザインチームを率いたマーティン・ラングは、22年前に『タイタニック』を製作するために作ったバハスタジオについて語る。当時、全長200メートルを超えるタイタニック号を沈め、以来『マスター・アンド・コマンダー』や『パール・ハーバー』など5本の撮影に使ったと言い、今回が6本目だ。

そのメリットについて、水の高さを自在に変えられるため海上とプールとをひと続きに見せることができる上、プールに海水を引くこともできて素晴らしい視覚効果が得られる唯一無二のスタジオであることを挙げている。

また、特殊効果を担当したジョン・R・フレイザーは、115人が乗った70トン近い飛行機の機体をジンバルに載せ激しく動かすことで、旅客機が乱気流に見舞われるシーンを再現。「エキストラの中には本当に飛行機酔いする人もいた」と満足そうに振り返った。

動画ではそのほか、特殊メイクやモーションコントロールの仕組みなどについても披露され、史上最大級のディザスタームービーの舞台裏がまるわかりの映像となっている。

 

仲間を失いながらも大災害に立ち向かう海難救助隊を描く

本作品は、海上に設置された石油プラットフォームの大規模火災や、エンジントラブルに見舞われたジェット旅客機の墜落、天然ガスを積んだタンカーの爆発など、海上で発生した災害の現場に真っ先に駆けつけて人命救助にあたる海難救助のエキスパートたちの過酷な戦いと、仲間や家族との絆を描いたディザスタームービー。

人命救助を最優先にする熱血漢の隊長ガオ・チエン(エディ・ポン)は、二次災害を防ぐため冷静に判断を下す救命ヘリコプターの女性パイロット、ファン・ユーリン(シン・ジーレイ)とチームを組むが、出会った瞬間から衝突する。死と隣り合わせの任務のなか、大切な仲間を目の前で失い、失意と後悔の念に苛まれてもなお、彼らは大災害に立ち向かっていく。

監督は、『オペレーション:レッド・シー』等、数々の中国作品を手掛けるダンテ・ラム。撮影監督は、『グリーン・デスティニー』でアカデミー賞撮影賞を受賞したピーター・パウ。主演は、『疾風スプリンター』のエディ・ポン。総製作費120億円、準備に5年、撮影に123日間を費やした超大作だ。

『レスキュー』は、5月21日より全国公開される。

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