ハチ公像を表敬訪問のリチャード・ギア、台本を読んで泣いたと告白!

リチャード・ギアと渋谷のハチ公像
リチャード・ギアと渋谷のハチ公像
リチャード・ギアと渋谷のハチ公像
『HACHI 約束の犬』より。リチャード・ギア扮する主人を迎えるハチ。
(C) Hachiko,LLC

7月7日、渋谷のハチ公前にハリウッドスターのリチャード・ギアが登場。道行く人々から大歓声がわき起こった。実はこれ、映画『HACHI 約束の犬』のプロモーションで来日中のギアがハチ公像を訪問する記念セレモニー。主人亡き後も、いつもと変わらず渋谷駅前で主人の帰りを待ち続けた忠犬ハチ公。日本でも1987年に『ハチ公物語』として映画化され大ヒットを記録したこの映画が、ギア主演でハリウッドリメイクされたのだ。

昨日、日本に来たばかりというギアは、少し時差を感じながらも、「また日本に来ることができて本当にうれしい。初めて日本に来てから30年、何度も日本に来ています」と挨拶。

「シナリオが送られてきたときは、ハチ公について何となくしか知らなかったが、読んでみると子どものように泣いてしまった」と涙を流したことを告白。その上で、この映画について「国境を越えて人々の心に訴えかける映画。時代を越えて作る意義があると思った」と話した。

この日のセレモニーにはギアのほかにも、ハチ公の故郷・秋田県大館市の小畑元市長、ハチ公が縁で大館市と友好関係を結んでいる渋谷区の桑原敏武区長らも出席。2人から地元の特産品などの記念品を贈呈されたギアは、「すばらしい方々に歓迎を受け、素敵なプレゼントをいただき、初めて本物のハチと対面でき、うれしく思っています。本当にありがとうございました」と語っていた。

『HACHI 約束の犬』は8月8日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開となる。

【関連記事】
『HACHI 約束の犬』作品紹介
[動画]『HACHI 約束の犬』予告編

INTERVIEW