この夏、話題のアクション大作『G.I.ジョー』。そのジャパンプレミアが7月27日に東京・豊洲で開催され、チャニング・テイタム、シエナ・ミラー、イ・ビョンホン、マーロン・ウェイアンズ、レイチェル・ニコルズ、スティーヴン・ソマーズ監督らが姿を現した。
この日、東京は、開始数時間前になって雨が降り始めるなど天気がグズつき、一時はイベントの中止も検討され集まったファンをヤキモキさせた。だが、直前になって雨が上がり、予定通りレッドカーペットセレモニーがスタート。早朝から集まった1000人のファンとテレビカメラ60台、スチールカメラ150台が今か今かと見守る中、キャスト・スタッフがレッドカーペットに登場した。
テレビクルーから今の心境を聞かれ、「すっごく楽しい。いっぱい人が来てくれて興奮してます」と話したのはチャニング・テイタム。この日は、映画『ステップ・アップ』の共演がきっかけでつきあい始め、今月、結婚したばかりのジェナ・ディーワンを伴い登場。カメラの前で新妻を紹介する場面も見られた。
ラメの銀ピカスーツというファッションで、ファンや報道陣を驚かせたのは、ハリウッドのファッションリーダーでもあるシエナ・ミラー。美の秘訣について聞かれると、「睡眠が大事なんだけど、最近、忙しすぎて、十分睡眠時間がとれていなくて」と、ややお疲れの様子。この映画の見どころについて「個人的には、レイチェル・ニコルズと私の女同士の戦い」と語っていた。
ひときわ大きな歓声と共に迎えられたのが、これがハリウッド映画初進出作となるイ・ビョンホン。雨が止んだことについて「晴れ男か?」と聞かれ、「雨男なんです。だから、『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』にも出ました。今日も雨が降っていたので、やっぱりなと思っていたら、奇跡的に雨が止みました」と、普段は雨にたたられていることを明かした。また、この日は朝からずっとインタビューを受けていて、さすがに疲れたそうだが、大勢のファンがいるこの場に来たら、ウソのように疲れが吹き飛んだとも話していた。
その後、レッドカーペットを歩き終えた一同は、揃って中央に設けられた特設ステージに姿を現した。スティーヴン・ソマーズ監督は、集まったファンに向け、いろいろと喋りたそうだったが、再び、雨が降り出したこともあって、時間を短縮。最後は、ソマーズ監督の「G.I.ジョー!」というかけ声とともに、キャスト・スタッフが一斉に右手を上げ、バックに花火が打ち上がる演出も。集まったファンたちも、長い時間待ち続けた疲れが吹き飛んだようで、笑顔でスターたちに見入っていた。
『G.I.ジョー』は8月7日より、日米同時公開される。
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