邦画初のフルデジタル3D映画となる『侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』の完成披露舞台挨拶が、7月29日に新宿バルト9で行われ、キャスト・スタッフが登壇。映画の見どころなどを熱く語った。
夏休みでもあり、子ども連れが目立つ会場。松坂桃李、相葉弘樹、高梨臨、鈴木勝吾、森田涼花、相馬圭祐、唐橋充、伊吹吾郎、中澤祥次郎監督が登場すると、大きな拍手がわき起こっていた。
「フルデジタル3Dということで、どのように写っているのかと思いながら撮影していました。どれだけボクらが飛び出すか、楽しみにしていてください」と松坂。だが、唐橋は、「飛び出るのではなく、奥行きを感じられるそうです」とツウな発言。監督もそれに同意するように「(飛び出すのではなく)奥行きのある作りを意識したので、そこら辺を楽しんでいただければ」とコメント。ちなみに、2次元の2D版が上映される映画館もあるそうで、「2D版は、ちょっと中味が違うので、2Dも見ていただければ」とアピールに余念がなかった。
見どころについて聞かれた相葉は、「本編から外れるのですが」と言ってから、監督の方を見て「言っても大丈夫ですか?」と確認。「どうぞ」という監督の言葉に安心したような表情を浮かべ、彼のとっておきの見どころについて、「仮面ライダーディケイドと一緒に、前説のような感じで3Dメガネの解説をしているので、そこを楽しんで!」と教えてくれた。
一方、エンディングの見どころについて語ったのは高梨。「エンディングで、洋服の早替えがあるのですが、どの服も一瞬なので、最初にだれを見るか決めておいて」と語り、「一瞬なので、(全員分を楽しむために)人数分だけ見に来てもらえれば……」と語っていた。また、鈴木は、「スケールが大きい、ダイナミックな合戦シーンを3Dで見ていただければ……」と話していた。
『侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』は、8月8日から丸の内TOEI1ほかにて全国公開される(『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』と同時上映。一部劇場では3Dではなく2D作品として公開)。
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