永遠の名作「赤毛のアン」をモチーフにした心温まる感動作『アンを探して』の完成披露試写会が7月30日に都内で行われ、石橋貴明の長女でもある主演の穂のかをはじめ、ロザンナ、宮平貴子監督、プロデューサーのユリ・ヨシムラ・ガニオンが舞台挨拶を行った。
撮影は、約1カ月に渡りプリンス・エドワード島で行われた。だが、初めてカナダに単身乗り込んだ穂のかは、出だしでかなり苦労したようだ。日本からの飛行機が遅れて経由地のニューヨークで次の便に乗れず、大泣きしてしまったそうで、なんとか無事にロケ地に辿り着くことができたが、「クランクインの2日前に着くはずが、前日になってしまって」と穂のか。ニューヨークで乗り遅れた時点ではすっかりヘタレ状態となっていて、「日本に帰ろう!と思ってました」と苦笑いしていた。
実はこの日は穂のかの20歳のバースデー・イヴ。サプライズでケーキが用意されたのだが、感激した穂のかが思わず涙ぐむ場面も! そして、「10代最後の日に初主演作の舞台挨拶をさせていただき、幸せなことだらけ。ありがとうございます」とキャスト・スタッフと観客に、感謝の挨拶をしていた。
その後の囲み取材で、自分の演技が何点かと聞かれた穂のか。「(撮影時は)本当に頑張っていたので、100点ということにさせてください」とはにかんだような笑みを浮かべた。
実は、主演が決まったのは、なんと撮影の2週間前! 穂のかによると、「オーディションではパソコン越しに、テレビ電話のような感じで監督とやりとりしました」とのこと。直前の準備のため、監督がすでにカナダ入りしていたからだという。そして、「その日の夕方に『受かりました』という連絡があったけど、信じられなくて、『どっきり』なんじゃないかと思った」と話していた。
共演シーンの多いロザンナともすっかり打ち解けたようで、ロザンナは穂のかを、「超かわいい。素直で温かくて、イマドキいないくらいイイ子!」と絶賛していた。
前作『はりまや橋』のオーディションを受けた時にも父には何も相談しなかったという穂のかだが、今回も、出演の報告をしたのは、かなり後になってからだという。「最初は、カナダ行きのことなどで頭がいっぱいで、伝えるどころじゃなくて(笑)。かなり後になって、試写状のポストカードができたのでそれを渡したら『おう!』って(笑)。試写はまだ見てないと思いますが、感想は聞きたいような聞きたくないような、恥ずかしい……」と照れていた。
父親からはすでに20歳の誕生日を祝ってもらったそうで、「韓国料理を食べ、シャネルの時計を買ってもらいました」と穂のか。石橋が「時間を大事にしなさい」という意味を込めて時計を贈ってくれたそうで、「大人のシャネルです。生まれて初めてシャネル(のショップ)に入りました!」と少し興奮気味に語った後、「結婚会見みたいですね」と言いながら、左腕にはめたシャネルの時計を披露してくれた。
『アンを探して』は、今秋公開される予定。
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