食べ物の恨みは恐ろしい!?仲良しMAXが映画イベントで思い出話を披露

2009.08.25

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3人の少女たちが、日常の様々な出来事を通じて成長していく姿を描いた『女の子ものがたり』。懐かしさと切なさがこみ上げるこの感動作のトーク・イベントが、8月24日に都内で行われ、LINA、MINA、REINA、NANAの4人グループ「MAX」が登場。友情について語り合った。

1995年にデビューした4人。デビュー以前の沖縄のダンススクール時代から、共に励まし合いながら成長してきたため、「家族よりも一緒にいる感じ」とLINA。お互いの第一印象について聞かれたNANAは、LINAについて「爆弾娘って感じで、思ったことをストレートに言う子ですごくはじけていて、最初はあまり近づけなかった（笑）」とコメント。一番大人っぽかったと言われたMINAは、「小さいのにボディコン着て歌ってました。一生懸命背伸びしてました」と、照れくさそうに振り返っていた。初恋が一番早かったのもMINAだそうで、本人が、小学校6年生の時にはすでに彼らしき人がいたことを語ると、他のメンバーは口々に、「やっぱり、結婚も早かったし……」と言い合っていた。

4人にとっての一番大きな出来事は、結婚・妊娠による02年のMINAの脱退だったそうで、「子どもができて結婚というのは、本当なら嬉しいことなんだけど、私たちも子どもだったので、正直素直に喜べなくて。この先、残った3人はどうすれば？という気持ちで、正直、良い感じで別れたわけではなかった」とNANA。「でも、今こうして 4人で一緒にステージに立てていることがすごく幸せ。脱退かあったからこそ、今までとは違う4人になれた」と素直な思いを語るうちに、思わず涙ぐんでしまっていた。

その後の囲み取材では、忙しさのあまり4人で逃げ出した思い出や、失恋したLINAがNANAの家を訪ねてきて泣きじゃくった思い出話が披露された。ケンカの思い出について聞かれたLINAは、REINAにカフェ・オ・レを飲まれてケンカしたと告白。また、誰かが多くパンを食べてしまったことで他のメンバーがひもじい思いをしたことなどを語り合いながら、「食べ物の恨みは怖い」と笑顔で言い合っていた。

映画については、「女の子の青春映画ってあまりなかったので、『待ってました！』という感じ。幸せかどうかは誰かに決めてもらうんじゃなくて、自分で決めることなんだって実感し、ジーンとしちゃいました」とNANA。REINAは、「将来の不安や夢を語ったりした思い出などがよみがえってきました」と感想を述べていた。

『女の子ものがたり』は、8月29日より渋谷シネクイント他にて全国公開される。