2ちゃんねるの書き込みから生まれた実話に基づく物語を映画化した『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』。表向きは善良企業ながら、実態は最悪な職場で働くことになってしまった元ニート青年の成長をコミカルに描いた作品だ。9月14日、この映画の完成披露舞台挨拶がユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、小池徹平、マイコ、田中圭、品川祐、中村靖日、千葉雅子、田辺誠一らキャストと佐藤祐市監督が登壇。映画の見どころや撮影ウラ話などを語った。
タイトルの「ブラック会社」とは、「何日も徹夜が続く職場」「社内に情緒不安定な社員がいる」「ノルマがきつい、無理なスケジュールが当たり前」などの項目に当てはまり、社員を奴隷のようにこき使う会社のこと。「週1回で『こんな会社、辞めてやる!』と思う」というのもあり、品川は「パッと見、吉本興業ですけどね」と、自らが所属する事務所がまさに「ブラック会社」であると発言!「週2で、『辞めてやる!』と思います」と暴露していた。
撮影はかなりハードだったそうだが、「朝から『夜のシーン』を撮り、それが夜中まで続いたりするので眠くなり、耐えられない役者の方もいました」と小池。特に品川が耐えられなかったようで、「目がトロ〜ンとしてきて、妙にリアルな芝居をされていますので、その辺も注目していただけたら」と苦笑い。品川が「立ちながら寝ちゃった。芝居じゃなくてホントに眠かった」とぶっちゃけ話を自ら暴露すると、「いや、ホントに素晴らしい役者だなと」とニコニコしながらコメントしていた。
撮影現場ではみんなマンガに読みふけって、まったりした空気がただよっていたそうだが「そこが心地よかった」とマイコ。品川は「(セットに)ソファーもあるしマンガもあるので、みんなでマンガ喫茶に来ているみたいな……」と説明。「マンガばっかり読んでいたわけじゃなくて、会話もあるんですよ」と言いつつも、その会話は「『今、シャアどうなってる?』とか(笑)」と語り、結局『ガンダム』のマンガ三昧だったことが明らかになった。
一方、野心家社員を演じた田中は、「出世欲の塊の役を演じて、僕自身にも出世欲があったんだなと気づかされた」と告白。それどころか、もはや「出世欲の塊」になってしまったそうで、中央に立つ「主役」の小池を横目で見ながら、「もうちょっとセンターの方に立ちたいと思っています」と、主役を演じる日を夢見ていた。
小池とは旧知の仲という監督は、この映画を作るにあたり「徹平君でやろう!」と決めていたそうで、「今までとは違う徹平君を出したいと思った」とコメント。映画については「これからどう生きて行くかを、厳しい社会の中で決断する男の話。楽しんでいただければ」と語った。また小池は「泣けて、笑えて、素晴らしい作品。この作品に関われて良かった!」と出来映えの素晴らしさをアピールしていた。
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