2012年に地球が滅亡!?

写真左から、ローランド・エメリッヒ監督、キウェテル・イジョフォー、ジョン・キューザック、ハロルド・クローサー
写真左から、ローランド・エメリッヒ監督、キウェテル・イジョフォー、ジョン・キューザック、ハロルド・クローサー

『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』といったパニック映画で知れれるローランド・エメリッヒ監督の最新作『2012』。この映画の前半53分の特別上映が10月1日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、エメリッヒ監督とプロデューサーのハラルド・クローサー、主演のジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォーが来日し、舞台挨拶にのぞんだ。

『2012』は古代マヤ文明の暦をもとに、2012年12月21日に地球が滅亡する様を描いたSFパニック大作。この映画の企画を最初に思いついたのは、今回、脚本・作曲も兼ねるプロデューサーのクローサー。監督とは友人だというクローサーだが、「最初に『2012』のアイデアを監督に話したときは、『もう、ディザスター(災害)ムービーは作りたくない』と言われた」と明かす。

「だから、2012年の地球滅亡説はマヤ文明だけでなく、世界中で昔から唱えられていることだと言って、監督を説得した。そしてようやくOKをもらえて、『やるからには、1番大きな規模でやろう』って言われた」と、この映画が動き出す瞬間について語っていた。

一方、監督は、53分を見終わり興奮気味のマスコミから「後半どうなるのか」と聞かれると、「今、見てもらったのは半分ではなく、前半の3分の1。あと3分の2が残っている」と話し、この映画のスケールが、映像やストーリーだけでなく、上映時間でも「壮大」だと語っていた。

また、地球が危機に瀕していることを偶然知り、家族を守ろうとする主人公を演じたキューザックは、映画同様、自分自身も家族を守るためなら命を投げ出せるかと聞かれ、「家族のため、友人のため、愛する人のためなら、命を投げ出して助けたいと思う」と熱い思いを語っていた。

『2012』は11月21日より丸の内ルーブルほかにて全国公開される。

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