「生きることそのものがライフスタイルだと教えてくれる」

生活雑貨等を扱うECサイト「北欧、暮らしの道具店」が製作したWEBドラマ『青葉家のテーブル』の長編映画版が、6月18日より公開される。このたび、本作品を一足早く鑑賞した著名人たちから、絶賛コメントが次々と寄せられた。

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「暮らしの手帖」の前編集長として知られるエッセイストの松浦弥太郎は、ふとした日常にも存在している非日常への気づきに言及。「野菜を切ったり、洗濯をしたり、雑巾がけや、いつも歩く道とか、あるいは小石でも、目に映るものや手に触れるもの、そして自分や家族や友だち、悲しみ、怒り、不安、そうしたものすべても好きになれば、好きになったそのものは、必ず自分に話しかけてくる日が訪れる。『好き』の一言から生まれる新しい未来がある。『青葉家のテーブル』は、そういう大切を気づかせてくれている」と本作品がもたらす人生の価値を解明してみせた。

『母ではなくて、親になる』などで知られる小説家の山崎ナオコーラは、本作を「よく行くお店みたいな映画だ」とコメント。「いつまでも見ていたい」と、本作品の持つ心地よさを表現している。

漫画家の今日マチ子は、「何かを作り続けることはハードだけど、だれかと食卓を囲むとき、そんな闘いから一旦離れることができる」と、本作品の中にある青葉家の食卓に人々が集まりたくなる魅力を見事に言い当てた。

本作品の中心人物である高校生の優子と同じ時期にモデルを始めたというはなは、ちょうどその頃、本作品で演じている西田尚美市川実和子と仲間だったことを思い返し、当時の良き思い出と重なる瞬間がちりばめられた特別な作品となったとコメント。

また、スタジオジブリ・プロデューサーの石井朋彦は、「生きることそのものが、ライフスタイルなんだ」と本作品の核心を突いた。

料理家のなかしましほは、大切な友人たちと気軽に食事することが難しくなった昨今の上故郷に引き寄せてコメント。「青葉家の食卓の風景を、ああこの感じ長らく忘れていたなと、なんだか懐かしい気持ちで見ていた」と語った。そして、それは「きっと、スクリーンには映らなかったたくさんのごはんがあって、それはスタッフのまかないやおやつとなり、みんなの心とお腹を満たしたんだろうなと、それがこの映画に流れる空気につながっているような気がしました」と、本作品に流れる独特の温かい雰囲気の秘密を想像してみせた。

松本壮史監督と「北欧、暮らしの道具店」が織りなす独特の世界観

本作品は、青春のみずみずしさと葛藤を映し出すと共に、青春の延長にある大人たちの暮らしを描いた物語。雑貨店製作の異色の出自でありながら、若い世代と20年前に青春を過ごした世代への応援メッセージが込められた温かい作品となっている。

青葉家のテーブル

西田尚美(主人公の青葉春子)と市川実和子(春子の友人・国枝知世)、寄川歌太(春子の息子・リク)、栗林藍希(知世の娘・優子)らが中心となって展開する松本壮史監督ならではの世界観あふれる映画版オリジナルストーリーには、WEB版以上に「北欧、暮らしの道具店」の世界観が作り出す美術、料理、音楽、衣装やインテリアの見所もふんだんに盛り込まれている。

映画『青葉家のテーブル』は、6月18日より公開される。

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