エマ・ストーンやマライア・キャリーも精神的な悩みを告白
【セレブの美容術】先月下旬、女優の深田恭子が「適応障害」と診断されて休養に入るというニュースがあり、驚いた人も多いのではないでしょうか? 芸能界とは華やかなイメージの反面、非常にストレスのかかる環境に追い込まれるため、第一線で活躍している海外セレブたちも精神的な苦しみと戦い続けていることをカミングアウトしています。
・激太りは過去! レディー・ガガは完璧ボディと美肌をどうやって維持してる?
実際、公開中のディズニー映画『クルエラ』で主演を務めているエマ・ストーンは7歳からパニック障害を抱えているといい、“世界の歌姫”マライア・キャリーも長年にわたって双極性障害を患っていることを告白するなど、一見順調にキャリアを積んでいるようでも、その裏でさまざまな苦悩を抱えているのが現実です。
一時は奇行が目立ったブリトニー・スピアーズをセレブたちも応援
そんななか、今回ムビコレが取り上げるのは、1990年代後半から2000年代前半にかけて一世を風靡したアメリカの人気歌手ブリトニー・スピアーズ。日本でも「ブリちゃん」の愛称で親しまれていた彼女は、数々の奇行が原因で“お騒がせセレブ”としての注目度のほうが高い時期もありましたが、今年の2月に米FXとHuluで放映されたドキュメンタリー「Framing Britney Spears(原題)」では、彼女のメンタルヘルスに関する問題を中心に迫っています。本作をきっかけに、マイリー・サイラスやサラ・ジェシカ・パーカーなど、多くのセレブが彼女をサポートすると、声を上げているところです。
ダンス動画を多数投稿、ダイエットにも成功して復活の兆し?
一時は激太りによってキャリアも低迷していましたが、その後ダイエットに成功。以前に比べて精神的にかなり落ち着きを取り戻した現在のブリトニーは、自慢のボディをInstagramでもたびたび披露し、ファンを喜ばせているところです。彼女が過去に取り組んだダイエット方法とされているのは、幅広いエクササイズ。ランニング、水泳、ダンスに加えて、ヨガで体幹を鍛えていたのだとか。また、食生活も大好物のジャンクフードを断ち切るなどして改善し、加熱した食品はとらない「ローフード・ダイエット」で食事制限をしていったそうです。
精神的に気持ちが乱れているときは体形や肌などに何かしらのSOSが出やすくなるだけに、大切なのはいかにバランスよく心と体の健康を保つかということ。メンタルヘルスの問題については、なかなか周囲に打ち明けにくい場合もあるかもしれませんが、同じ悩みを抱えている人にとっては、セレブたちのリアルな告白によって救われる部分も多いかもしれません。
つらい経験を乗り越え、強さと美しさを身につけた彼女たちのパフォーマンスや生き方は、これからも私たちに大きな喜びと勇気を与えてくれそうです。(文:志村昌美/ライター)
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