パントマイムによってユダヤ人の子が笑顔を取り戻すまでの絆の物語
“パントマイムの神様”として、エンタメ史に足跡を刻み、2007年に84歳で亡くなるまで、世界中のアーティストに影響を与えたマルセル・マルソーが第2次大戦中にレジスタンス運動に身を投じた実体験を描いた新作映画『沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~』(原題/RESISTANCE)より、場面写真を解禁された。
映画『沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~』場面写真、他2枚はこちら!
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主人公のマルセルを演じるのは、映画『ソーシャル・ネットワーク』(10年)でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされたジェシー・アイゼンバーグ。自身もユダヤ人で母親がプロの道化師だったという生い立ちを活かし、アートにのめり込み、自己中心的だった青年が、傷ついた子供たちとの出会いを経て、人間味豊かに変わっていく姿を演じている。
監督はポーランド系ユダヤ人で、ベネズエラでは最も著名な映画監督であり脚本家、ベストセラー作家でもあるジョナタン・ヤクボウィッツ。代表作の『ベネズエラ・サバイバル』(05年)は『タイタニック』(97年)や『パッション』(04年)を抜いて、ベネズエラ史上1位のヒットを記録し、ロバート・デ・ニーロ出演の『ハンズ・オブ・ストーン』(16年)はカンヌ国際映画祭で喝采を浴びた。
解禁された場面写真は、ナチに親を殺されたユダヤ人の子がパントマイムに夢中になって、次第に笑顔を取り戻そうとしているマルセルと子供たちの絆が深まる象徴的なシーン。ナチのハーケンクロイツ旗がマルソーの背後に映るものや、彼がパントマイムを演じている印象的な後ろ姿の写真もあわせて解禁された。
『沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~』は8月27日より全国公開。
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