58歳ジョニー・デップが主演映画で扮する写真家に「そっくり! 」と話題

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(C)Larry Horricks
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気鋭の写真ジャーナリスト・ユージンに重なるボヘミアンのような顔立ち

自ら製作・主演を務めた最新映画『MINAMATA』が9月に公開されるジョニー・デップが69日、58歳の誕生日を迎えた。誕生日を記念して、新場面写真が解禁された。

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解禁されたのは、デップ扮する写真家W・ユージン・スミス氏が暗室の中でカメラを構えた姿。ユージンをよく知る関係者やファンの中でも、あまりにもそっくりだと称賛を浴びている。1971年、ユージンが水俣取材をしていた際にアシスタントを務めた、写真家の石川武志氏よりユージン本人の写真を入手。比較するとより似ていることが分かる。

デップはユージンについて「長年、彼に憧れを抱いていた」と語る。「私はマグナム・フォトの会員だった写真家メアリー・エレン・マークと親しくて、彼女はユージン・スミスと知り合いだったので、私はメアリーに彼のことを聞いた。彼女によると、彼は繊細なボヘミアンであり、すべてを見てきた百戦錬磨の戦争フォトジャーナリストだったという。彼はユーモアのセンスもあり、“Wは何の略ですか?と聞かれるとワンダフルと答えていたそうだ」とデップは笑う。まるで現代のボヘミアンのようでいて、ユーモアに満ちあふれたデップがユージンを演じることになったのは、必然だったのかもしれない。

MINAMATA』は9月より全国公開される。