50歳を過ぎて余命半年と宣告された主人公が、高校時代に組んでいたバンドを再結成。オヤジ5人が人生の壁にぶつかりながらも、熱い心を取り戻していく姿を描いた『僕らのワンダフルデイズ』。この映画の初日舞台挨拶が、11月7日に角川シネマ新宿で行われ、キャストの竹中直人、宅麻伸、斉藤暁、段田安則、稲垣潤一、浅田美代子と星田良子監督が登壇。また、楽曲を提供した奥田民生もサプライズゲストとして駆けつけた。
この日の司会は竹中直人。登場するなり、「私、竹中直人のことなら何でも知っております、神林噛歯(かんばやしかんば)というものです」と自己紹介。この日は、竹中直人としてでなく、神林噛歯という司会者に徹する模様だ。
その神林が、1人ひとりの名前を呼び、登壇してもらう形で舞台挨拶はスタート、だがここで、いきなり小さなハプニングが。斉藤が、出る直前に緊張のあまりトイレに寄っていて、少し遅れたのだ。その後、姿を現した斉藤は「女性用に入ってきました」とコメント。何でも、スタッフにトイレに行きたいと伝えると、「じゃあ、ここで入ってください」と、近くにある女子トイレを案内されたそうで、場内から笑いがこぼれていた。
さらに、この日のサプライズゲストの奥田は、神林から、たまたま新宿を歩いていたので連れてきたと紹介されると、それが「やらせ」であることを暴露。「朝、スーツで来てたんですけど、サプライズ感を出せと言うことで、急きょ、駆けつけたという設定の衣装に着替えて参りました」と、ジーンズ姿で登場した理由を明かし、場内を沸かせていた。
また、「大人になって初めて面白かったこと」を聞かれた稲垣が、最近、Twitter(ツイッター)をはじめたと話していると、横から監督に「稲垣さんは、この映画の間に再婚された」とプライベートを暴露される一幕も。客席からの大きな拍手に照れる稲垣は、「(この話題は)いいです。映画の話題を……」と話を変えるも、神林に「幸せですか?」と突っ込まれ、観念したように「幸せです」と答えていた。
そんな稲垣の話を受け、絶妙な間で「この映画の途中でも再婚できませんでした」と切り出すしたのは浅田。だが、それも饒舌な神林の手にかかっては、格好のネタとなってしまう。「そりゃ、残念」と言った後、すかさず神林は「わたしは今日まで生きてみました♪」と元亭主の吉田拓郎のヒット曲「今日までそして明日から」を口ずさむ。これに浅田は「うるっさいですよ」とばっさり切り込むも、「時にはだれかの力をかりて♪」と歌い続けられ、「ちょっと、奥田さん、何とか言ってくださいよ」と隣の奥田に助けを求めていた。
『僕らのワンダフルデイズ』は角川シネマ新宿ほかにて全国公開中だ。
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