大切な人を見送る…万感の思い伝わる“最後の家族写真”が切ない
#ケイト・ウィンスレット#サム・ニール#スーザン・サランドン#ブラックバード 家族が家族であるうちに#ミア・ワシコウスカ#ロジャー・ミッシェル#安楽死#尊厳死
1人ひとりとの関係性と思いが伝わる7枚の写真
スーザン・サランドンとケイト・ウインスレットの2大オスカー女優が初共演する映画『ブラックバード 家族が家族であるうちに』が、6月11日に公開される。このたび、“安楽死”を選択した母親のリリー(スーザン)の元に集まった家族をイメージしたメイキング写真が公開された。
安楽死…親の決意を子は受け止められるのか? オスカー女優たちの迫真演技に息が詰まる!
公開された写真は7点。リリーが、2人の娘ジェニファー(ケイト)とアナ(ミア・ワシコウスカ)を、自身が愛用するブランケットで包み込むように抱きしめるカットのほか、リリーと学生時代以来の大親友リズ(リンゼイ・ダンカン)による2ショット、姉のジェニファーとマイケル(レイン・ウィルソン)夫妻の2ショットなど、リリーの死を前に最後の家族写真に臨んだ1人ひとりの心情がにじみ出たカットの数々が並ぶ。
家族の心象風景にリアリティを持たせる作品作り
本作品は、スーザンとケイトの2大女優が母娘となり、一家の母の最後に臨む家族の絆と覚悟を描くヒューマンドラマ。
舞台は、リリーが夫のポールと暮らす静かな海辺の邸宅。リリーの声がけにより、長女のジェニファー、次女のアナとその家族たち、リリーの学生時代からの大親友で家族同然のリズが集まるが、それは、安楽死を選択したリリーが家族として最後の時を共に過ごそうと自らが用意した集いの場だった。家族とその友人たちは、平静さを装いながら母の願いである最後の晩餐に参加するが、あるきっかけでそれぞれが抱える秘密が次々と明かされることに。最後に家族がとった行動とは……?
スーザン・サランドンは『デッドマン・ウォーキング』でアカデミー賞主演女優賞を受賞。一方のケイト・ウィンスレットは、『タイタニック』で一躍スターとなり『愛を読むひと』でアカデミー賞主演女優賞を受賞している。
監督は 『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェルで、映画の大半を順撮りすることで、家族の心象風景にリアリティを持たせることに成功している。
『ブラックバード 家族が家族であるうちに』は6月11日に公開される。
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